極寒の日曜日 社会人クラブラグビークラブの全国大会2回戦が花園ラグビー場でありました。
対戦相手は二連覇中のRクラブ
同じ兵庫県のクラブなので、これまで幾度となく対戦してきましたが、
私が若かりし頃に勝利してから勝ったことがない相手です
相手はシードされていて2回戦からですが、こちらは1回戦を勝ち、気合い
も入ってます。
生駒おろしならぬ、西風がかなり強いのでキックしたボールには要注意です。
序盤から双方 体を当てにいくタックルが炸裂し、体と体がぶつかるエエ音が頻繁に聞こえてきます
昨年在籍していたトンガ人の化け物(プロに転向)は居ませんが、
プロから転籍してきた身長180オーバー 100キロ級が私と同じポジションにいてます。
遠方から応援に来てくれたクラブ仲間に
「俺 このピッチにおらんでよかったわ
あんなん対面やったら体なんぼあっても足らん
」
「いやいや ○○さんやったらミサイルタックルいってるでしょ
」
「あほ~ あれに乗るんは嫌や
」と言って 通路に置かれてるストレッチャーを指さします。
前半20分 相手ディフェンス陣形が崩れたところでサインプレーを仕掛け、キャプテンが抜け出し
ゴール前で、相手フルバックに捕まったところに、S君がよくフォローしており先制トライ
これで相手も目が覚めたのか、怒涛のパワープレーでこちらのゴールへ攻め込みます。
最後はプロ転籍者がポジションと全く違う位置から縦に走り込んできて、
懸命にタックルにいくも、70キロの体重で100キロを反対に浴びせ倒すこは出来ず、
そのままゴールへ倒れ込まれて同点にされます
その後 相手が右サイドをこじ開けて逆転され、 5-12
いつもの悪いパターンであれば、このままズルズル離されるのですが、今回は気合が違います。
武者震いするほど 涙を薄っすら浮かべるほど 試合前に気合が入ってましたので、
相手に喰らいつき、身体を張って相手のアタックを止めます。
ルーズボール(地面にあるボール)の争奪戦でボールを奪取
相手のスペースを上手く突き、キャプテンが左サイドへ大きくらラン
相手フルバックが必死で捕まえようとしている時に、左サイドのFちゃんが「クロス
」と大きな声で、
ボールを持ったキャプテンに交差するように入っていき、スイッチプレーが決まりトライ
ゴールも決まり 14-12で再度逆転
暫く どちらも決め手がなく膠着していましたが、相手陣で相手が反則をし、
ぺナルティーゴールを狙い成功
17-12で前半リード
いままで、僅差で追う得点で前半終了がしょっちゅうでしたが、リードしてるのは?覚えがないなあ
1回戦を見て、フィットネス(スタミナ)勝負にし、後半20分まで持ち堪えたら勝機有り
と思ってましたので、
ハーフタイムには、ひょっとしたらやりよるかも

後半に入ると、相手はずっとスタメンだったキープレイヤーを含め戦術的交代をしてきました。
こちらはかなり身体が痛んだ選手も居てますが、そのまま続行です。
後半10分 相手のキックをキャッチし、ランからキックをしたところ弾道が低く、
相手にチャージされ、悪いことにチーム1の快速プレイヤー(ジャパン7 7人制 元日本代表)がキャッチ
一瞬にしてトップスピードに乗り、ゴールへ
トライ後のゴールキックを正面から蹴らせまいと、真っ直ぐインゴールへ戻るのが精一杯
途中 前半ゴール前でビッグヒット(タックル)をしたY君が負傷交代
元キャプテンは肩がまたまた外れて蹲ってますが、自力で肩を入れてピッチに残ります。
皆 死ぬ気
で戦ってるのがヒシヒシと伝わってきます
しかし、相手はビッグクラブです。
その後も選手を交代させてきて、D大学出身 トップリーグでもやってたプレイヤーを投入
身体もそれなりですが、体幹が強く 軸がぶれないパワーが炸裂
スクラムを圧倒され続けて、思うようなアタックをさせてくれません
こちらの反則にも冷静にぺナルティーゴールを決められ、
最後には交代で入ってきた元トップリーガーにゴール前から柔らかい身のこなしとパワーで
ゴールをこじ開けられゲームセット
準決勝には進めませんでしたが、シーズン中に年を越せたのは長いラグビー人生で初めてでしたし、
高校以来37年ぶりに花園に連れてきてくれた仲間に感謝です
クラブの底辺の拡大を図り、新しいメンバーをドンドンと増やしていき、
上を目指すメンバー 地域のクラブと激しく楽しむメンバーも集めてビッグクラブになれば良いですね
激しく楽しくチームの14番ゲームキャプテンは春には復帰予定しますからね~