海の中は季節が変り始めて、タコは順次盆隠れへ  丸アジが豊漁  タチウオも出船 もう秋になりだしてます。
 
暑さはピーク汗ですが、このタイミングを逃しては!?と  家島へキス釣りに行ってきました。
 
中村渡船(釣り船)の中村船頭さんに電話を入れると、 5時出船になってるらしいです。
 
早朝から釣り始めるのはエエんですけど、3時過ぎには出ないと腕時計
 
4時半に船着場へ行くと、車が多いこと   いったい何人乗って行くんかな?
 
船長から、「○○さん  ここへ座って~」   いつもの右舷ミヨシを指定されます。
 
この船は艫流しにせずエンジンも切ってしまいますので、艫に拘ることもなく自由に出来る広いミヨシが好きです。
 
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夏休みの為、子供も3人  総勢15人での出船です。
 
一路 上島へ走り   凪の海路を30分で到着
 
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日焼け対策もバッチリ   5時半過ぎスタート
 
今回は1人ですので束釣りに拘ります!!
 
12時納竿  6時間半で100尾   移動を考慮すると1時間に16~17ペースで釣らないといけません。
 
最初はトロ~ンとした上げ潮でボツボツと釣れ、  最初の1時間で18尾
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朝イチで平均ペース(1時間16尾)ではシンドイなあ
 
潮は変らずトロ~ンとしてますので、誘いピッチを早める為にちょっと工夫をグッド!
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今回は束釣りに拘ってますので準備万端   仕掛けを早く落ち着かせる為にジンタン鉛を持参してます。
 
仕掛けは砂ずり30cmを含めて90cm 針は早がけ9号と大きめで、前夜に作ってきましたので、
 
下針の手前10cmのあたりにG3の鉛を噛みつけ、穂先を30cmの範囲でずっと止めずに誘います。
 
アタリは明確に出るのですが、下針にヒメやガッチョが時々掛かります。
 
周りでは、時々 「針がない~」  「フグや~」と言ってショウサイフグを釣ってますシラー
 
仕掛けを浮かせ過ぎたり、止めて待つとフグにやられるということやな!?
 
鉛をG6と小さ目に打ち変えます。
 
2時間で30尾ほどだったペースがちょっと上がり、3時間で50尾をオーバー
 
中村船長が「○○さん もう70ぐらいいったか!?」 とプレッシャー
 
手を大きく横に振り  「まだ半分!」と答えます。
 
一応  束釣りしないと船頭さんから名人と言われませんので、ここからが勝負!!
 
船頭さん曰く  午前中は殆ど潮は動かず昼前から下げに変るから、条件的には風もなく良くないとのこと。
 
昼前からはよう喰うで!!と教えてもらってます耳
 
ピッチを何とか上げようと、 G6の鉛を上針の枝素の上部にまた打ち変えます。
 
底で5~6回 鉛をトントンさせて1.5m誘い上げ   仕掛けが真っ直ぐで下針が底から60cm切るぐらいです。
 
でも、真っ直ぐになることはないので、おそらくハイピッチで誘った後 
 
下針は底から20~40センチぐらいのレンジをスーっと動いてるんじゃないかな?
 
もうほとんどグレ釣りのような神経の使いようです
 
でも、鉛マジックが当たったのか? ピッチが上がり 9時半には70尾を超えました。
 
頭の中で 残り30尾  時間が2時間半     よっしゃ 束釣りが見えたな
 
周りで丸アジが上がりはじめ、私にもヒット
 
またまた、鉛の打ち変えです。  G5にして下針の5cm手前に装着
 
ここから猛然とピッチは上がりだし、仕掛けが底についたら10秒以内にヒットさせていきます。
 
100尾は楽に突破してますが、またまた船長が「○○さん 140~150ぐらいいったか?
 
「いや~ もう100は超えたからゆっくりさして~汗
 
「写真撮らなアカンからそれぐらいはいってもらわんと!」  笑いながら催促をしてきます。
 
暫く 後の方や子供と話したり、おにぎりおにぎりを食べたりしてましたが、乗船者が頻繁に釣り上げるのを見て、
 
潮が下げに入った判断して、再度 スイッチオン!!
 
ダブルで釣ろうと思っても、1尾で上下のエサを食ってることも度々
 
 
船長に「ダブルで釣るんはどないしたらエエの?」と聞くと、
 
「上針により丁寧なエサ付けをし 上から食わして 後はジッとせんと誘い続けなアカン」
 
この船長は自らキス釣りをして、自営している料理屋で出してますので、釣りも料理もプロです。
 
船長はいつも  「キス釣りは1にエサの付け方 2に誘い 」と言ってますし、
 
今回も手を焼いてる(といっても30や40尾は釣ってます)子供やその他の乗船者に
 
エサに付け方を実演し、お客さんの竿を持って「こうやって誘って  ほらきた!!」と教えてあげてます。
 
「キス釣りは簡単なようで奥が深い釣りなんやで~」  
 
数十年キス釣りをやってる船長なので実感がこもってます
 
上針に先に食わせようと丁寧にエサをつけ、アタリで上下どちらに喰ったのかを想像しなからやります。
 
なるほどね  鉛の使いかた(殆どの方は使いません) 上から食わせる
 
12時になり、船長が写真撮影用の入れ物を持ってきて、クーラーの中からキスを出して、
 
自ら数を数えながら入れていきます。
 
ニコニコしながら  「○○さん   145匹   2番手は艫で103やな」
 
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グレ釣りとメバル釣りの追い食いをミックスしたようなキス釣り   そら奥が深いのも当然ですね
 
120ぐらいかな?と思っていたのですが、意外に数が伸びててビックリ
 
かなり久しぶりの 束釣り を達成      あ~疲れた
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