今週のあたまからイカの新しい群れが入ってきたようで、若狭沖では束釣り(三桁)もちらほら
丁度 須磨はオイルフェンスの撤去の為 休業
それではと、弟子君と庄栄丸の深夜便に予約
弟子君を迎えに行き、話してると、 竿を修理してないらしく前回と同じ50号の竿を持ってきたらしい。
「あんな 棒みたいな竿 では繊細なイカは 無理!」
「触腕で触っても竿が硬いから弾かれて放すで」
途中の釣具屋で、物色してみよか
ということで、新しく出来た釣具店に行ってみることに
竿コーナーを物色してると、面白そうな竿が
日本製ではない訳の分からないメーカーの ジャンク竿
しかし、 グラス100% という文字と 10号~40号適合にピピっときました。
穂先を取り出し、弟子君を呼び 私が竿先をつまんで弟子君に思いっきり竿を起こさせます。
予想した通りの粘りです。 ソリッドだからなせる業ですね
価格も 3780円 とお手頃
「これ タチウオで使ってみてもオモロイと思うで!」 で即購入
船付場に到着すると、10名のお客さん お昼の時点で4人やったのにようけ増えとるなあ
釣座のクジを引くと5番 「1番さん 左舷船首です」 2番 3番 4番
ラッキー! 弟子君と艫の左右の角があたりました
これで、とりあえずオマツリはかなり回避できます。
港を出るとエエ天気で
大きな月が煌々と海を照らしてます。
月夜まわりはイカにはアカンとよく耳にしますが、私は月より先に潮やろ
とい考え方
ポイントも北上していて、50分ほど走って到着。

片側5人で開始です。
貰い火をしましたので、最初から棚は30~40メートル
いきなり第1投目からヒット しかし サイズがチビ 13センチ
何回釣ってもチビばかり
どうやら新しい群れはチビイカの大群のようです
沖漬けの容器にドンドン入れていきますが、15杯で満タン 普通は10杯入るかどうかなんですが。
20杯釣ったところで、良型がヒットしないのでダレてきて 怠慢モードで電動ズル巻きに
それも70mからという横着ぶり。
暇なので、弟子君の釣りの様子を観察
オモリ60号でエエ感じに曲がってます
弟子君は手持ちでマメに誘いを掛けてます。
竿は横から見ててもチビが乗ったのが分かります
弟子君も10杯を越えた頃からツバスがウロウロ、何故か水面ではなく2~3mの棚を泳ぎ回ってます
何でやろ? 水面にはウミネコがフワフワとエサを探しながら漂ってます。
磯だったらウミネコは厄介者ですが、重い仕掛けの場合は気になりませんね
潮の加減なんかな~と思いながら、 気持ちをリセットしやる気モードへ。
周りの方を見てると皆さんロッドホルダーに竿を固定して、時折誘うかズル巻きでやってます。
今日のイカさんはちょっと神経質で タッチもしくはハンド
機嫌の良い日には何でも ハグ なんですけどね
竿は手で持って、しょっちゅう誘いを掛けてないと、なかなか手強いよ~と他人事ながら思います。
ズル巻きには殆ど反応せず、ロングジャーク スローダウン 時差ダウン シャクリ
色々と誘い方を変えながらやりますが、一番反応が良かったのがシェイク
周りが音信不通の中 はめ乗りモード で数を稼いでいきます
途中 ごっつい引きがあり 深めをやっていたのでパラソルケンサキか
いや~この引きはケンサキとはちゃう スルメのダブルか? と思っていたら

小ソデちゃんの登場でした
ソデイカは大きいので20キロぐらいになり、若狭の船では11月頃よりターゲットになります。
50号の竿が折れたとか15号のハリスが切れたという話もよく聞きます
大型は身も厚く美味しくないので私は狙いませんが、回る寿司には重宝する人気ターゲットですね
時計も4時を指した頃、弟子君に「モーニングサービスがあるからシッカリ釣れよ!」と気合いを注入
予言通り、夜明け前の30分は 確変モード に突入
弟子君もコンスタントに釣り上げ30数杯のお土産確保と
最近若者に流行のタトゥー

船上ではよく目にしますが、耳の中にしてるのは見たことがありません
船長が釣果を聞き取りにまわり、「Tさんはなんぼでした?」 「78杯です」

イカ好きファミリーの弟子君に2袋(30杯)をプレゼント
我が家は沖漬け15杯と宅配用に2袋と刺身用に3杯のお持ち帰り
大した釣果ではないのに、3週続けて竿頭 長いこと釣りをしてますがこんなんは初めてです。
運を使い果たし来週のタチウオでドツボ貧果にならなければ良いのですが
あと、1ヶ月すれば今回のイカも中サイズに成長して楽しませてくれるでしょうね