先週から狙ってたメックリ(トツカアジ)に行ってきました。
昨年 一昨年とメックリは沼島までしか北上してこず
今年は比較的早くから居ついてくれました。
毎年トップシーズン(旬)に2回ぐらい狙う魚が釣れないと、何か淋しいですね
味も脂がのって最高ですので、沼島では1尾1000円で東京へ直送するらしいです
潮は13時43分 下げ(東行き) 5,5ノット 20時26分上げ(西行き) 7,2ノット
純栄丸さんは16時の出船で22時ぐらいまで 浦島丸さんは14時出船で20時半ぐらいまで。
今回はメックリ狙いなので、浦島丸に乗船することにしました。
最強の潮が流れる時刻が20時半では、夕刻には既に速い潮になっていてアジには厳しいと予想したからです。
14時に出港して、何処に行くんかな~と思ってると、海水浴場の前で旋回し「やってください!」
メックリはあまり上には浮きません(丸アジはちょっと上でも食ってきます)
かわせみ製 白の4,4mのサビキを半分でカットし3本針でやります
一番下の針はサバ皮をむしり取り、刺しアミをエサにします。
ポツリポツリと上がりますが、元気なので、アタリがあっても底でバレてしまうことや、
海面まで上げてきてもポチャ~ン あ~あ
口が弱いので、抜き上げると暴れてサヨウナラ
ハマチでもぶり上げてしまうので、アジをイチイチ掬うようなマメさはありません。
逃げたら逃げた時のこと! でも磯のイサギで良型だったら玉を出すでしょうね

場所を公園の近くに移動しますが、あまりメックリの映りが良くないのか数回流して、
また須磨駅前に戻ります。
生簀の中では黄金色のヒレをしたメックリが元気に泳ぎ回ってます

2時間で10尾は超えてますので、まあエエ感じですね
段々と潮が速くなってきて、アジの機嫌が悪くなっていき、船上も静かな空気が流れます
暇なので、女将さんの所へ行き雑談 女将さんは10足らずで「お隣さんがよ~釣ってはるよ!」とのこと。
サビキがピンク系らしく「オーロラピンク?」とかのシリーズみたいです。
生憎そういうサビキは持ってないので、そのまま刺しアミを頼りに丹念に底をトレース
左舷の艫に座ってますので、背中をキャビンにもたれかけ、
右舷の艫とお隣さんをチェック出来るように竿を構え、ポツリ ポツリと生簀は賑やかになっていきますが、
お二人とも沈黙の時間が流れてるようです。
やはり喰いの悪い時は絶対にエサが有効ということですね。
19時頃に、「アジは終わります メバルの仕掛けにしてください」のアナウンス
潮が速いので、海水浴場の沖の波止から20~30メートルしか離れてない浅場です。
何やら女将さん達の声が聞こえますので、胴では良くアタッテるようですが、船尾は沈黙
同じ並びの左舷胴の方はポツポツ
見てると根がかりも多く、磯にブチ当たってるようです。
時計を見ると7時半
アカンがな~と思ってると、待望のアタリがありレギュラーサイズをゲット
その内に妙なアタリが
ガシラ? いや、根にへばり付くような感じでもなし はて
竿できいてみると、何やら生命体反応
サビキで アジ ガシラ スズメ ヒイラギ チビエソ クサフグを釣ってますので、
(ブロ友 コマさんの10目には及びません)
フグ?と予想してましたが、上がってきたのは 何とピンギス!
シラサで良型キスは何度も釣ってますが、あのデカイ長いアオムシを喰うか!?
体長の2倍あるエサに立ち向かうとは、なかなか勇敢なキスです
磯が小さいから、ポイントに入るのは胴だけなんですね
船首と船尾は蚊帳の外です
これが鍵庄さんや仙正さんなら、潮を突いて全員にチャンスが回ってくるのですが…
でも、お目当てのメックリをキープ出来、満足モードに入ってますのでノンビリ気分です。

メバルも何とか3尾ゲット チャリコも2尾きましたがチビは放流
ガシラ君数尾とその他も全員釈放です
エエ潮回りに竿を出せれば30尾ぐらいは釣れるでしょうが、まあオカズがキープ出来ましたので満足です


既にクーラーでお休みになってる2尾を入れるとメックリが17尾とメバルが3尾
包丁を入れるのが楽しみです! 脂がべっとりで激ウマでしょうね