今週は弟子君が仕事でゴルフなので、1人で釣行です。
 
神戸魚協は定休なので、木元さんへ電話をすると「呑ませ 行きます!」
 
「エサおんの?」   「さぁ~行ってみな分からんな~!?」
 
 
 
早朝 木元さんの事務所へ行くと 座席ナンバー用のマグネットが沢山並んでます
 
船尾 いつものホースヘッド部がすでに誰かに取られてます
 
「誰や! 俺の指定席を先に取ったんわ!」
 
よ~知ってるのか?  変わり者?
 
船尾から2番目を確保するも、オマツリが気になります
 
 
 
6時に出港して、まずはエサの小アジを釣りに岩屋港へ船
 
「やって~」でサビキを落とすも生命体反応無~し
 
次の場所でも皆目 ウンもスンもなく  船中沈黙
 
グルグル港内を回って「やって~!」 も撃沈ダウン
 
一番南の波止のキワでやっと  パラパラ 小アジ?といっても大きいのが上がりだします得意げ
 
しかし、いくら誘っても単発ばかりで低効率
 
今日は7時12分が最強で6.3ノットのこみ潮(西行き)
 
時計を見ると7時を回ってます
 
何時になったらハマチのポイントへ行けるんやろ?
 
お隣の常連名人Kさんに話してると「エサ釣りに3時間ぐらいかかるんちゃう!?
 
その後もその場所で粘り 何とか20匹ぐらいはキープ 
 
8時になってるので、船長が見回りに来て「なんぼ釣っとんの~?」と聞き取り目耳
 
たまらず「もう行かな 潮なくなってエサ釣りで終わってまうよ~
 
船長も「そやな~」   と言いながら操舵室へ戻り
 
「エサ少ない人もおるけど、もう呑ませ行きます!」
 
「少ない人は多い人から分けてもろてください」
 
常連さんに「悪いけど、足らんようになったら分けたってな」とお願い
 
 
ちょっと出遅れましたが、ポイントへ到着し
 
「メジロくるから7~8号のハリスでやてよ~」
 
エエこっちゃ  取り込みの遅い人は渾身の力でゴリ巻きした方がオマツリも減ってエエ!
 
自分は既に結んである5号ですべーっだ!
 
 
 
いきなり 1投目から船尾の人にヒット
 
電動リールでゴリ巻きですが、竿が柔らか過ぎてアッチャコッチャに走られてますシラー
 
そ~っと隣のK名人の方へ竿を向け オマツリを避けます
 
反対側の人がマツられましたが、無事に70センチのメジロをゲットしました
 
 
船中で3本ぐらい上がったようです。
 
次の流しでは船尾の人の仕掛が乗ってきてオマツリ
 
船中あっちこっちでオマツリ多発してるようです。
 
掛け上がりなのでチョコチョコとリールを巻く必要があるのですが、
 
そのタイミングが遅れると、お隣さんとの距離が短いのでオ マ ツ リ!!
 
船の流す角度がちょっとブレると、K名人の仕掛と反対側の人がオマツリ
 
先潮の席の方次第ですが  これはどんな釣りでも同じことですね。
 
 
 
 
 
今度は隣のK名人にヒット!  短めの硬い竿でエイ!ヤ~!
 
強引にリールを巻いて難なくゲット
 
お次は私にもヒット!
 
久々のメジロの引きにエエ感じや~  片手で余裕しゃくしゃく
 
あとちょっとで水面というところで、道糸の角度が
 
急に船底へ!!  ???
 
後ろ(反対側)を見ると ガンガンにリールを巻いてます
 
ちょっと待って~巻かんとって~!!
 
と言う前にフッ~  痛恨の高切れ
 
道糸が5m短くなりました~  短くなるのはどうでもエエねん!
 
船がブレて後潮の席なので、メジロが沖に向かって走ってから安心してやり取り
 
その引きを自分へのアタリと勘違いして、リールを巻き巻き
 
ちゃうねん! あんたの仕掛が俺の仕掛に乗ってただけやねん!
 
ホンマの引きかオマツリの引きかが判らないので、あ~勘違い ですね
 
強引に反対側へ巻き込まれて、道糸が船底のカキ?フジツボ?に擦れて万事休す
 
ちなみに、その方はクーラー空っぽ 握ってグー帰られました
 
段々と潮が緩くなり、ポイントを移動
 
 
K名人がさっきのメジロを解体処理し始めました
 
「胃袋を切って何を食ってるのか見ましょ!」というとハサミでチョキチョキ
 
「Tさん これ何やろ~?」と言ってヘラベッタイ魚を沢山乗せた手を差し出します。
 
「ハゲかな~」と名人   よ~く見ると目目が二つ  「カレイかヒラメの赤ちゃんですよ!」
 
「この長い奴は何やろ~?」とまた名人
 
「沖ギスみたいですね~」と言うと「キスと違うんちゃう キスやったら白いはずや!」
 
「いや ちゃいますねん  日本海なんかでよう干し物で売ってる  沖ギス 言うやつですわ。
 
 
トドメが「これ腹が白ないな~美味しない奴やな~」
 
名人は週の3~4回乗船してますので、メジロも既に2桁釣ってますのでよくご存知です
 
「そら こんなもん食べとったら脂ものれへんでしょ~」  と言うと
 
「最近になってメジロは赤い奴ばっかりや~  赤身で美味ないねん」
 
 
 
 
 
 
場所を鹿の背に移動してから、ポツポツとハマチがヒットしてきますが、
 
メジロと比べると小物扱い  50cm級ですが、ハリス5号にモノを言わせてグイグイ
 
船尾の方が玉網を構えてくれますが、「有難うございます。でもいいですよ~」で
 
竿の長さ分 沖に走らせて ホウ~レと引き抜き
 
3本釣ったところで、遊び心が出てきて
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アオリちゃんにチャレンジです。
 
今日は船中でも「イカにやられた!」という声を耳にしてませんので不安はあるのですが、
 
この潮でハマチは期待出来ないのでシャクリます。
 
カラーをピンク  オレンジ  ブラック  ナチュラル  あれこれと試しますが沈黙
 
ホースヘッドを見ていると目  ジギング でハマチを狙ってます。
 
なるほど!  ジギングをやるので早朝からホースヘッドをキープしてたんや!
 
なかなかの釣人ですね!  回りに迷惑を掛けない?掛けられたくない?からホースヘッド
 
同じようなことを考える人が同舟とは
 
帰港して、船長から「どうやった!?」
 
「ハマチ3つ  メジロはオマツリで行ってもうたわ~」と言うと、
 
「メジロはアカンで 美味ないで! ハマチの方がよっぽど美味いでにひひ」と言ってました。
 
確かに身は赤かったから脂は無さそうやったけど、 釣ってオモロイのはメジロ!
 
エサ釣りに時間が掛かることを考えたら、今度の土曜が9時過ぎに7.3ノットで理想的
 
でも現実は潮回りと休日が上手く重なることは少ないから、今回はこんなもんでしょう
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因みにこのハマチも身が白くないのが1尾いてました
 
こないだ室津で釣ったのは全て脂がのって美味だったのに、今回はハズレがいてる。
 
エサが減ってきて、暫く食べてないから脂が抜けてきたんかな?
 
イカナゴ  イワシ  アジ を食べてる間は美味!
 
でも、そのエサが減ってきてるということはシーズン終了を意味するのかも知れませんね。