学生達は夏休みに入り合宿のシーズン。


中学ラグビー部の合宿に足を運んでみた。


溶けてしまいそうな灼熱の中埃まみれになって走り回る。


でも、熱中症対策でウォーターブレークは頻繁に行う。


私達がやっていた地獄の合宿とはまるで様相が違っている。


「水は飲むな!吐いてでも走れ!」とゲキが飛び、食事も喉を通らない日々を送り、


合宿が終わるころには皆体重が落ちていた。


今は水分は充分に取り、食べるのも練習の一部と皆普通に食べている。


本来ウエイトは無いよりあった方が有利なスポーツである。


昔やってた合宿はいったい何だったのだろう?単なる修行だったのかな?



合宿にラグビースクールを招いて交流試合を実施。



スクールは主力が選抜で長期離脱しており、コンビは2ヶ月以上合わせていない。


おまけに選抜組は祝勝会があり好物のから揚げやフレンチフライをたらふく食べてきたらしく、


「走ったら出てきそうです」と二コ二コしながら言ってる始末。


最初は毎日練習している中学部が徹底した低いタックルと走ってつないでトライをしてリード。


後半はスクールチームの主力もやっと揚げ物が消化してきたのか、少し元気を取り戻して


トライを奪うも、やはりコンビはバラバラで個人技によるものだけ。


内容的にはスクールフォワード(合宿の成果が出た)の頑張りと


中学部の元気さと成長が感じられ、お互いに修正点も見えた有意義な試合となった。


中学部諸君は今日は体がボロボロできっと辛いだろうなあ。


最後まで切れることなく合宿を無事乗り越えて逞しくなることを願うばかりである。


スクールと中学部は別大会となる為、お互いにあたることはないが、


両チームとも秋には良い成績で終えて欲しいものである。