休日てんちょうですー。
最近はお休みがありがたくて、感謝です。
しっかり休息が取れると、また勤労にも感謝してきます。
で、お休みなのにちょっとマジメに仕事のお話を書こうかと。
この前、Rラボのミーティングで、この企画を案内しました。
↓ ↓

※Rラボのメンバーか、Rココに通っておられる人の、限定企画です。
うらやましいでしょ(笑)
病気通院中の方や、障害のある方の働き方について、
考える機会を持とうという、4回シリーズの講座。
そもそも、なんでこの企画をお願いしようと思ったのか。
このまえ第一回が終わったとこです。
はじめはみんな、仕事しなきゃ!!っと肩肘張って、緊張した面持ちでしたが、
就労支援の専門家の楽しいお兄さんのお話で、場がほぐれていきました。
仕事というと、生活のため、嫌なことでも我慢して、耐えしのんでで、
人が嫌がることをするのだから、その対価としてお金をもらえるもの、
って考えてませんか?
そりゃー気が重くなりますわね。
仕事のことを考えただけで、病気の具合も悪くなるってもんですよ。
でも、そうではなくて、もっと気楽に、多くの方に参加して欲しいなと。
というのは、そもそもこの企画を依頼する時に考えたことが、
お仕事って、ゴールではなくて、治療プログラムなんじゃね?
と思ったからです。
なかなか症状回復が長引いて、仕事なんて絶対無理っ、、って言っていた人が、
ひょんなめぐり合わせで、ちょっとお仕事を始めてしまう。
すると、なんかしらんけど、どんどん元気になって、生き生きとしてきて、
病気も見違えるほど、良くなってしまう!
ということを、何度となく見てきたからです。
生活を維持するために、とか、
働かざる者食うべからずの罪悪感から、
やばいやばいやばいぃ~~、という危機感から、
フルで働き、束縛されるという就労イメージ、、、ではなくて、
自分のために、仕事というものを、活用してみるつもりは、どうでしょう。
え?
難しいですか。
第一回目の講座では、3億円当たったら何に使いますか、というワークがありました。
家を買って、旅行三昧で、、贅沢をしたり、豪遊をしたり、、、ワクワクしますね!
でも、全部手に入ったとしたら。
毎日毎日、何もしなくてもいい暮らしが続いたら。
物質的な面で、全てが満たされきってしまったら。
僕はもう飽き飽きして、退屈で、耐えられないと思いました。
お金はたっぷり残ってたとしても、
やっぱり今と同じく、仕事をしてしまう自分を想像したのです。
だとしたら、仕事は生活のためではなくて、
やっぱり自分のためなんだな~、と思ったのです。
決まった時間に、出かけられる場所。
自分に割り当てられた役割や責任。
求められている安心感。自分の居場所。
人との出会い。共同創造。許し。
仕事という枠組みの中で経験する、苦労と喜び。
(そもそも、制限を設定してそのコントラストを体験するために、
来たわけだから、当たり前といえば、当たり前か)
そこでは、役割や責任があって、
失敗や気まずさや、恥や、緊張があって、創意工夫が生まれ、
恐れがあって、(未完了の)感情が生まれ、人の多様性を受け入れ、成長する。
そんな体験をさせてもらいながら、お金までもらえてしまうという!
仕事の業務タスクは、作業療法、リハビリテーション、
仕事の人間関係は、グループセラピー、ワークショップ、
お仕事は、お金までもらえる、最強の治療法!
と言ってもいいような気がしてきませんか?!
だから、就労講座のタイトルは、
元気になって、お仕事をしてみませんか、
ではなく、
お仕事で元気になってみませんか。
なのです。
通院中の方、長く症状に悩んでいる方にこそ、お仕事!
特に、年単位で心療内科に通院中の方。
就労に必要なものは、病気の回復、ではありません。
むしろ、病気だからこそ、利用できる制度がある。
短時間の働き方、体調を優先した働き方、特性を配慮した働き方、
就労支援、雇用促進、障害者雇用とか言うと、なんだか堅苦しいのですが、
仕事に自分を合わせて頑張る、のではなく、より自分軸で、自分にあった働き方を選べるので有利です。
そいう支援制度にも恵まれて、サポートもたくさんあるのです。
ということで、お金までもらえる、世界で最もお得なワークショップは、
ズバリ、
お仕事!
というお話でした。
おわり。
先週のRラボのお出かけプログラムで、みんなで行きました。
オサレな古民家カフェ デイライトさん!
(就労継続支援B型)
やっぱり、ハンバーグランチにした。
ぺたごぎっくさん(就労継続支援B型)!
こんなところで、お仕事できるなんて、うらやましい!



