2023年 上国崎線納め会 | 大分県バス文化保存会 代表ブログ

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生まれたばかりの私は、
母に抱かれ、特急バスに揺られ
この町にやって来ました。

山と海、一面と続く松林…
幼い私の唯一の楽しみは、
街からやってくる
特急バスを眺めることでした。

昭和52年 陸の孤島国東
ここから全てが始まりました。

結局1年更新せず申し訳ございません。

相変わらず今年も28日より帰省しております!

12月29日(金曜日)が国東市コミュニティバス上国崎線の2023年の最終便となりますので、例によって沿線住民とバスファンの融合で「上国崎線納め会」となりました。その様子をお伝え致します。後にまさかの方も登場する騒ぎに...(笑)



■12月28日(金曜日)

国東市田深(バスオタ詰所前)





去年と同じくレインボーRBの運用でした!

通常はお馴染みポンチョですが、例年最終便は客が多いので国東観光バスさんのご配慮と思われます。(いちお事前に情報は囁いておきましたw)


ようこそ成仏下さいましたー!





お馴染みオコスンジャーが出迎えてくれます!

上国崎線の名物おじさん宮爺も絶好調です。(笑)国東観光バスの運転士さんも地元住民はみんな知ってるお馴染みの運転士さん。今日は何故か斜めにバスを入れてくれました。(答えは最後の写真でw)さりげない心遣いが嬉しいところです。



■上国崎線納会

バスオタ詰所化としているお馴染み「はな珈琲さん」の前で下車。「バスは見えなくなるまでお見送り」がバスオタ達の流儀であります!(笑)




さて...一同はな珈琲さんの奥へ♪




名物おじさん宮爺こと宮永英次さんによる「英ちゃん鍋」が振る舞われました。


突然乾杯の音頭を振られましてパニクリました。(笑)私は、いつもノンアル派なので乾杯はいつも人任せで生きてきましたので、いまいち不慣れで申し訳ございませんでした。次回はもっと勉強して参ります。


上国崎線沿線の発展を祈りまして、カンパイ生ビールジュース





地元のご年配の方々や地元女性軍、幼稚園の女の子、そして各地から集まったバスオタの皆さん...

みんな仲良く鍋をつつきます。こんな謎の組み合わせが見られるのは日本でここだけかもしれません。(笑)


まさかのあの方が!?



松井国東市長登場!!キラキラ

偶然挨拶回りと所用で立ち寄られたみたいですが、バスによる地域振興や諸々の活動に関してお話しすることが出来ました。市長自身その昔、まだお客さんが多かった時代に国東特急バスを利用されていたそうで、貴重なお話を伺うことが出来ました。私が中学生時代は、OBSラジオがお友達でしたので、ご挨拶出来て何よりでした。



■2023年

国東市上国崎線の取り組みに、当大分県バス文化保存会も参加させて頂き来年でもう3年が経ちます。バスを経由して地元住民とバスファンの融合という前代未聞組み合わせに、当初は住民に受け入れられるのだろうか?と地元とバスファンの混血で更にバス会社とも付き合いのある私は結構心配でしたが、今ではバスファンも地元の方々もすっかり仲良くなって身内状態です。


冷たい情報の多い現在社会ですが、今後も国東から暖かい輪を広げていければと思います。


2023年も残り僅かになりました。 

今年はブログ更新が出来ずに申し訳ございませんでした。バス保存関係では少し遅れて悲しい訃報が大分と長崎2件耳に入りました。もっともっと早く活動を進めたい、しかし資金と時間という現実にいつもぶつかってしまいます。正直悔しいです。


元気なうちにバスを復活させて、息子さんにバスを運転して頂き、お父さんを乗せて走ってほしかった!東京に居ても1日たりとも忘れたことはありません。でも何も出来なくて...私の力の無さを感じます。


私に唯一出来ることは、立ち止まらずに続けることです。来年は私自身色々と決断しないといけない年になるかもしれません。少しでも前に進めるように頑張りたいと思います。


いつも応援下さっている皆様に

心より御礼申し上げます。




今年も1年ありがとうございました。

皆様、良いお年を!!