リカちゃんのパパが「今年のイクメン」受賞 1年間の“育休”を宣言(Eltha)
『人気キャラクター・リカちゃんの父で音楽家の香山ピエール(36)が16日、『イクメン オブ ザ イヤー 2014』イクメンキャラクター部門を受賞した。ファッションデザイナーのママ・織江との間に6人の子どもを持つピエールは、子どもをお風呂に入れたり、料理、掃除をしたりと、子育てや家事にも積極的にかかわる姿を披露。そんなイクメンぶりが評価されての受賞となった。また、ピエールは本日より1年間、育児休暇を取得すると宣言。子育てを通じて得られる幸福を世に伝えていくという。』
こういう記事に丹念なツッコミを入れる暇がない、今の自分の境遇が残念だ。
昭和のリカちゃんトリオで遊んだことのある世代がこれを読めば、
必ずや盛大なB00を、ピエールに向かって送ったことと思う。
リカちゃんがどんな少女時代を過ごしていたかは、以前書いた通りだ。
『フランス生まれのピエールだが、フランスは1994年には1.65人まで下降していた出生率が2.01人にまで回復し、少子化対策を成功させた“子育て先進国”。「そんな国で生まれ育った彼は、なにより家族との時間を大切にして、見せてきた」(タカラトミー)ことが評価され、今回の受賞となった。』
と記事には良いことだけが書かれているが、
このピエールという男は実のところ、以前は家族を全く顧みていなかった。
それどころか連絡すら寄越さなかったのだ。
だって、40年前にリカちゃんは、
『悩みはフランス人のパパの行方がわからないこと』
と言っていたのだから。
『リカちゃんが発売された1967年は高度成長期の父親像は仕事に精を出す「モーレツパパ」が一般的だったため、香山家も長らく父親不在状態だった』
というのも、日本語としてややおかしいのはともかくとして、
口当たりよく美化された話だと思う。
香山家は、そんな平均的な家庭とは違うし、
ピエールはモーレツ社員などやったこともない(はずだ)。
職業が『音楽家』、というのはオーケストラの指揮者なのだが、
今年1年間、育児休暇を取得できるというのだって、
待遇の良い会社に勤めているからではなくて、
大前提として、この男が自由業だからなのだ。
香山母娘が、かつてピエールの消息をつかめなかったことから考えても、
彼は特に著名な指揮者とも言えないようだし、要はかなり暇なのではないか。
さらにケシカランことには、香山家の姉娘が今では黙殺されている。
リカちゃんは長女ではない。本当は次女だ。
長女はリエといい、職業はCAだったが、どういう事情があったのか、
当初は織江・リカ母娘と、このリエは、生き別れ状態だった。
勿論、ピエールがふらふらして家にも寄りつかなかった時代の話だ。
それが、織江があるとき搭乗した飛行機にリエが偶然に乗務していて、
ホクロの位置が決め手となり、香山家の娘と判明したのだった。
その後の何年かは、リエお姉さんはリカちゃんたちと一緒に暮らしていた筈だ。
双子の妹たちが生まれた頃までは……。
あれから、リエは一体どこに行ってしまったのだろう。
かなりワケありな感じがする。
そんなこんなを全部「無かったこと」にしておいて、
日本で『イクメン オブ ザ イヤー 2014』なんかに選ばれ、
フランス人なのにマッパで娘らと一緒に風呂にまで入ってみせるとは、
ったく、どこまで調子のイイ男なんだ、ピエールは。
自称36歳?怪しい……。
……もっといろいろ言ってやりたいことがあったのだが……時間切れ。