ベートーヴェン:ソナタ作品78テレーゼ第1楽章 | 転妻よしこの道楽日記

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(備忘録的、練習記録。3月26日現在)

本番まであと一ヶ月ほどになったのだが、
技術的課題がまだまだいくつも残っている。
冒頭4小節、まずここが最初にして最大の難所だ。
特に、2小節目の二拍目から3小節目にかけての中声~低声の部分に、
F#―E―D#と、「下がって」行く旋律が隠されていると思うのだが
(これを私に聴かせ、感じさせたのはポゴレリチなのだが・汗)、
技術のない私がそれを音型として表現しようとすると、かなり聞き苦しい。
……いっそ、無かったことにして高音だけ聴いて弾こうか(爆)。
こういう序奏のついたものは、ベートーヴェンの32曲のソナタの中には
ほかに見当たらないのではないかと思うが、どうだろうか。

ここが済めば、音楽的には多少気楽になれる気がするのだが、
ハズすのではないかという箇所が次々と出て来るのは、勿論このあとだ。
33小節目の右手の上行アルペジオ、35~36小節目の下行アルペジオは、
「次、気をつけてちゃんと弾く箇所だ」
などと思ったら最後、途端によけいな音を触ってしまう(汗)。
39小節目の左のスケールも同様で、「臨時記号だ注意しよう」、
と考えるとかえって違う指が出てしまって、そこから転ぶ(大汗)。
日頃、漠然とした感覚優先で、
構成など考えずにやっているからこういうことになるのだろう。
最近は毎日、できないフレーズばかりを抜き出して左右別々に弾き、
速度を変えたりリズム練習をしたりしているのだが、
練習の方法として、手に覚えさせることと頭に覚えさせることの
バランスをもっと取らなくてはと思っている。

45小節目からは、アナリーゼができない素人の弱みが露呈して、
自分でも何を弾いているのか、実はほとんどわかっていない(殴)。
右手のスケールと変形アルペジオみたいな流れに乗っかって、
左手のタンタタン・タンタタンが展開している、
……という程度の理解で弾いている。申し訳ありませんん(T_T)。
一方、これの次に、両手ユニゾンのスケールになだれ込むところは、
私なりに弾きたいものが一応あるので、気持ちは入るのだが、
それゆえ、途中で突然に確信に満ちた弾き方に変わる、
みたいな変な具合にならないように、
もうちょっと(←ちょっと、かよ!)勉強して弾かなくてはと思っている。

66小節目からは、コード進行としてちゃんと把握しきれていないため、
これまた、自分の中で一瞬でも何かが狂ったらワケわかめだ。
子供の頃に、和音の転回形など多少は習ったことがあるのだが、
極力、そういう学習も反復練習も避けて通ろうとしていたので、
そのツケは今シッカリ残ってしまっている。
あの頃は、今週のレッスンを叱られないで乗り切るのが最大の目標で、
まさかテレーゼみたいなものを将来弾くようになるとは、
思ってもいなかったんだよね(殴)。

95小節目後半からは、10小節ほどずっと左手16分音符が続き、
転調に継ぐ転調のスケールとアルペジオの連続になっているので、
半端なエチュードより私にはずっとキくという感じがする。
これだけ黒鍵を多用するのも、普段の私にはあまり無いことだ。
私は最近では、全音ハノンの4ページ5ページを開いて、
出ている22種類の『変奏の例』に従ってここを練習している。
ハノンは果たして、そういう使い方をするものだったかどうか不明だが、
私にとっては、いくつになっても頼るのはハノン先生なのだ。
16分音符で刻む4分の4拍子、ってハノンの21番以降と同じ絵ヅラだし。
このあたり、右手はほぼ、拍の頭の和音だけなので
左手がどういうリズムになろうと、左右一緒に弾くことが可能で、
そうするとテレーゼがなんと、
8分の6拍子とか4分の3拍子になったりして、なかなか愉快だ。
っていうか全然別の曲だ。
この練習は我ながら結構気に入っている(爆)。