銀河英雄伝説@TAKARAZUKA | 転妻よしこの道楽日記

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昨日の、宝塚大劇場宙組3時公演を観てきた。

いろいろ言いたいことは、あるのだが(^_^;、それはおいといて、
まず、出演者には私は大変満足した。
ラインハルト、オーベルシュタイン、キルヒアイス、ヤン、ヒルダ、
等々、主なキャストについては予想以上だった。
特に凰稀かなめのラインハルトは、素晴らしい出来だと思った。
声の端々や、椅子に座ったポーズ、マントの翻し方など、
男役の型に関する部分でも、私はなかなか感銘を受けた。

しかし脚本に関しては、あまりにも詰め込みすぎで、
原作を読んだことのない人が初見で理解できる内容だとは、
到底、思えなかったのだが、どうだろうか。
ラインハルトが主演なのだから、彼の覇権に直接関係のないこと
(特に同盟側のジェシカに関する逸話、ヤンとユリアンの絡みとか!)は
敢えて入れないほうが良かったのではないかと思った。

そうでなくても、宝塚歌劇という都合上、原作には全然無い、
ラインハルトとヒルダの出会いや文通(笑)などトップコンビの見せ場とか、
本編後の20分間のショーなどが必須で、時間的足かせになっているのに、
そのうえ、同盟側の話にあれだけ場面数を割いてしまっては、
ラインハルトの敵が、どの段階で誰と誰であるのかさえ、不明瞭だったと思う。
原作を全く知らない人で、例えばイゼルローン要塞が、
あの物語中、帝国側のものなのか同盟側のものなのか、
芝居を観ただけで説明できるようになった人、いますか!?
(本来ここは破格に重要なポイントだぞ。ラインハルトにもヤンにも)

誰某に、番手やポジションと釣り合った出番を与えなくてはならない、
という、宝塚ならではの人事の都合があるのはわかるのだが、
あれだけ登場人物の多い原作なのだし、
帝国側だけでもいくらでも活躍場面は作ることができた筈なので、
本当に、同盟側の話がよけいだったと私は感じた。
緒月遠麻のヤンや、純矢ちとせのジェシカは本当に魅力があったし、
彼女たちの健闘を否定するつもりは、毛頭、ないのだけども。

……と、それはともかくとして、
昨日、私は(主人もだが)いつものようにB席で観ていたのだが、
あれほど男性客の多い二階席は、自分の宝塚観劇歴の中で初めて経験した。
お兄さんからオジさんまでの年齢層の、ごく普通の(笑)男性客が、
女性の連れもなく、ひとりで、あるいは男性複数名で観劇に来ていた。
原作の知名度と、その愛読者層の傾向とが、察せられるような気がした。

『いろいろ言いたいこと』の詳細については、多分、またのちほど(笑)。