facebookのポゴレリチのCultファンクラブのページに行ってみたら、
『ХРИСТОС ВОСКРЕСЕ』の文字が並んでいて、
ハリストスってギリシャ正教でいうキリストのことでなかったっけか?
と思って調べたら、この言葉はロシア語で「キリストよ よみがえりたまえ」、
つまり復活祭のことなのだった。
私は、これまで何度か教えて貰ったり自分でも調べたりしたにも関わらず、
どうしても復活祭というのがいつのことか覚えられず、
今朝ももう一度、復活祭の日取りについて検索したのだが、
「春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日」
という答えを得て、途方に暮れた(汗)。
まず満月かどうかに関心がないと、復活祭は認識できないのだった。
しかも、だ。
出会ったページをあちこち読んで、改めて知ったのだが、
文化圏によって使っている暦の種類が違うので、
この定義を何月何日のことだと考えるかは、
必ずしも世界中で統一されているわけではなかった(大汗)。
ヨーロッパの多くの地域同様、日本はグレゴリオ暦で数えているため、
復活祭は例年、およそ3月22日から4月25日の間に来る。
今年2012年だとそれは4月8日だった。来年なら3月31日らしい。
主として西方教会(ローマ・カトリック、プロテスタント、聖公会など)は
この考え方で復活祭を行っているということだ。
一方、ギリシャ正教などの東方教会の場合は、ユリウス暦を使うので、
今年だと復活祭は4月15日、つまり今日なのだそうだ。
だから、Cultファンクラブの一部の人達は、今朝から祝っていたわけだ。
ポゴレリチ本人はカトリック教徒なので、きっともう復活祭は済んでいる、
という認識なのだろうと思うが、しかし彼はモスクワ育ちだし、
彼の母上はセルビア正教会の信徒だということだから、
彼の中では、きょうが復活祭でも良いのかもしれない。
典礼のやり方など、多分、西方と東方でも違いがいろいろあるのだろうが、
もういっそのこと、二度お祝いしちゃってもいいよね!?
なんて、いい加減なことを思うのは、私がニホンジンだから……(^_^;。
復活祭というと、キリスト教家庭や、その文化圏の地域の人々の間では、
家族で食事をし、卵を食べたりペインティングした卵を贈り合ったりして
パーティをして楽しむのだそうだ。
また英語圏では、「イースター・バニー」もシンボルになっていて、
ウサギ型のパンやお菓子を作る習慣もあるらしい。
意味合いとしては、キリストが死後三日目に復活したことを記念して、
春の訪れ・自然の蘇りを祝う、ということだ。
私自身は神社神道の家の出で婚家は浄土真宗、外国暮らしもしていないから、
そういうことを目の前で宗教行事としてやっている人には、
日常生活での知り合いの範囲内では、ほとんど出会う機会がなかった。
娘の学校がプロテスタントなので、娘本人はイースター礼拝に出ているし、
聞いてみると、何日がイースターかも、ちゃんと認識していたそうなのだが、
家では祝わないし、私は無関係だった。
日本の、文化的に軽薄な、……いや寛容な社会生活の中では、
クリスマスどころか、今やハロウィーンまで完全に定着しているが、
(ハロウィーンって宗教的には何なんだ一体(^_^;)、
復活祭に関しては、存在は知られていても、季節イベントにはなっていない。
けったいなカボチャほどのインパクトを卵には感じないからなのか、
それとも毎年日付が一定しないという、ワケわかめなところがネックなのか。
いや別に、キリスト教徒でもない者が、便乗して騒ぐことはないのだが、
「恵方巻き」などという、滑稽きわまるものまでビジネスに利用した人達が、
復活祭には手を出せていないのかなと、少々興味深く思っただけだ(逃)。