今朝は気分良く起きられたので、家の用事を片付けたあと午前中から外出した。
まず某百貨店で主人関係の贈答品の手配をし、
ついでに地下で晩ご飯の買い物を済ませてから、
上の階の書店に上がって、年賀状作成ソフトを買った。
それから外に出て、某楽器店でニコラーエワのCDとシューベルトの楽譜を買い、
帰り道には郵便局に寄って、『しらかわメイト』入会金を送金した。
来年5月の、しらかわホールでのポゴレリチの演奏会のためだ(笑)。
昼前から外は曇りがちになり、やがて小雪がちらつき始めた。
ぱあっと晴れたかと思うと、しばらくしてまた暗くなり雪が降って来る、
ということが短いサイクルで何度も繰り返される、真冬ならではの空模様になった。
私は以前から、こういうのを内心で『松江の天気』と呼んでいる。
松江に住んでいた頃、冬は毎日がこのような有様で、
朝から夕方まで晴れて乾燥する日など、ほとんどなかったからだ。
今夜は近畿の市街地でも積雪になりそうだという予報が出ているし、
このあと、気温はいっそう下がってくるのだろう。
ちなみに、きょうはベートーヴェンの誕生日とされている日だ
(洗礼を受けたのが17日だとわかっているだけで、誕生日は推定らしい)。
私は心身ともに元気なときは、ベートーヴェンのクドさが一番性に合うのだが、
こう寒くては、私のエネルギーも「攻」より「守」に向かいがちで、
そのぶん、繊細な音を積み上げていくような音楽のほうに心惹かれる。
そして、こんな雪の日は、特にバッハが似合うような気がする。
音やリズムの硬質な感じが、静かに降り積もる雪に通じるものがある、
……というのは、多分こじつけで、これは、かつて私が、
ポゴレリチの『イギリス組曲2番・3番』を買ったのが、
とても寒い季節で、かつ、そのレコードをそれから毎日聞き込んだために、
空気の冷たさとともにバッハの音が私の脳にしっかりと刷り込まれた、
ということが、かなり影響しているように思う(笑)。
Glenn Gould - Bach, Prelude in D minor, BWV 935(YouTube)