不調になったお蔭で読めた | 転妻よしこの道楽日記

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金曜夕方からなんとなくお腹の具合がヘンだったのだが、
あなどって普通に過ごしていたら、土曜日の夜から盛大にお腹を壊してしまい、
昨日の日曜日はヨタって、ほぼ一日寝ていた。
実際には熱はなかったのだが、暑いのか寒いのかわからない感じで、
冷えると思ったら汗が出たりして、困った。

どうも私は以前から、一度熱を出したりして大きく調子を崩すと、
そのあとすぐまた風邪をひいたりお腹を壊したりして、不調が続く傾向がある。
今年は夏の暑さが昨年ほどでなく、意外に元気で過ごせていたので、
早く秋になって助かったと思ったのだが、
イナズマ・ロックフェスで動き過ぎて、先月24日あたりから熱を出し、
続けてお馴染みの扁桃炎になり、更に先週水曜日に急激に気温が下がったときに、
我慢して薄着のまま出歩いたので、それが体に響いたのではないかという感じだった。
……もともと「私はー、丈夫なのだけが取り柄でー♪」などとは
口が裂けても言えない軟弱な人間ではあったが、トシ取ってますます脆弱になった。
ナサケないことだ。

しかしただ伏せっていてもつまらないので、土曜からずっと、
日頃は忙しくて手が出せない長編漫画の読破にいそしんでいた。
体がだるくてトイレに通わねばならないときには(爆)、
ゲージツだ宗教だと抽象的な内容を扱った新書など、読む気にならないのだ。
読み終えたのは『八雲立つ』(樹なつみ)全19巻、
『とめはねっ! 鈴里高校書道部』(河合克敏)既刊8巻、
『僕はビートルズ』(原作:藤井哲夫、作画:かわぐちかいじ)既刊6巻。
いずれも主人と娘がハマって、BOOK-OFFなどで丹念にそろえていた漫画なのだが、
私は長いものを読む気がせず、存在は知っていながら手を出していなかった。
読んでみたら、いずれもなかなか面白かった。

『八雲~』は、前に『OZ』のときも思ったが、
なんとなく秋里和国と作品世界がダブる気がして、興味深かった。
別に話が似ているとかそういうことは全くないのだが、
樹なつみと秋里和国は使っているモチーフが共通していることがあって、
どこか感性の似通ったところのある人たちなのかなという印象があるのだ。

『とめはねっ!』は私はヤンキーな加茂杏子さんがとても気に入った。
先生を「ハゲ」よわばりして虐め、男子にケリを入れたりするゴツい子だが、
偶然から始めた書道を彼女なりに大事に思い、
廃部寸前の書道部をなんとかしようと頑張るところなど、健気で実に魅力があった。
……しかし、こういうマニアックな世界を描いてある程度の深みに到達した漫画は、
どうなれば終わることができるのか、なかなか難しいだろうなとも思った。
学園モノなので、主人公のユカリくんや望月さんが「卒業」すれば区切りになるのかな
とも思うが、書道に関しては、記録を出して優勝するという分野でないだけに、
追求するとキリがないだろうなと想像したりした。

『ビートルズ』は、ビートルズの逸話が多々下敷きになっており、
私でも知っている背景がいろいろとあって、これまた非常に面白かった。
これは原作があり、第25回MANGA OPEN賞で大賞を受賞した作品なので、
物語としては完結したものが既にあり、安心して(笑)新刊を待てるようだ。

それで、昨夜からは『ギャラリーフェイク(Gallery Fake)』(細野不二彦)に着手した。

読書の秋(殴)。