ガラかめ47巻 | 転妻よしこの道楽日記

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主人が昨日、日帰りで東京出張したのだが、
そのミヤゲは、『ガラスの仮面』47巻だった。
帯にはデーブ・スペクター扮する速水真澄の写真が。
これについては、47巻発売の少し前から、公式サイトやポスターに、
名前を伏せた、完全メイクの速水真澄・扮装写真だけが載っていて、
この扮装をしているのは誰であるかを当てる企画をやっていたのだが、
正体はデーブ社長だったと、この帯の裏表紙部分で正式に明かされたわけだ。
私はてっきりジャガー横田だと思っていたのだが……。

さて、最近は順調に新刊が出ているので、前の巻の最後を読んだのは6年前?
ということは、さすがに無くなり、話が前巻でどこまで行っていたか、
私でさえ一応覚えていられるくらいには、なった。
北島マヤと速水真澄のワンナイト・クルーズ、
今度こそ二人の間に何か起こるのか、いや起こって当然だろう、
という私の期待は、ある意味では裏切られず、
長い長い恋路の果てに、やっと大切な進展があった。
初めて、曖昧な言葉によってではあったが、互いの思いを確認し合ったのだ。

しかしなんというか、やっぱり途方も無くじれったい二人なのだった。
速水は30代前半にはなっているだろうと思うのだが、
私生活では浮いた話など一切無く、間違いなくマヤが初恋の相手だろうし、
マヤもまた、早くから社会に出ているとは言え、
演劇の世界しか知らないままだし、まだ多分20歳くらいだろう。
そう考えると、今時の高校性より遙かに慎重で臆病な二人の行動は、
仕方のないことと、生暖かい目で見てやらなくてはならないのか。

……二人の身長差には改めてビックリしたけど(逃)。
もしや速水さん、シークレットブーツ履いてた?とも思ったが、
彼の背丈はダンスの最中に適宜、伸び縮みしていたようだから、
ラッキー入りのスターブーツ@宝塚 を愛用、とは考えにくい。
すると、彼はやはりあんなに長身なのか。
低いときでも2メートルはありそうだ。

速水の婚約者・鷹宮紫織は、かつての初登場時には、
実にしとやかで素直な令嬢のように見えていたのだが、
最近はどんどん、ブラック紫織として頭角を現してきたので、
私は正直なところ、今ではもうあまり彼女が可哀想だとは感じなくなった。
だが原点に戻って考えてみると、紫織の性格がどうであれ一番悪いのは速水真澄で、
紫織は、彼が判断を誤ったがゆえの被害者というべきだろう。
深窓の姫君だった紫織を夢中にさせ、ここまで追い詰めたのは速水だ。
これで破談にでもなろうものなら、彼女の身内が黙っていないのは当たり前だ。
大都芸能はオシマイではないだろうか。
紅天女の阿古夜の台詞『捨てて下され 名前も過去も』の通り、
速水は社会的地位も財産もすべて投げ打って、マヤを選ぶしか無いのか。
しかし社長辞めて済む話なのかね。

だが、そんなことより、俳優・赤目慶が見事に小野寺理事長と同類だったのには感心した。
交通事故で負傷した桜小路優が、傷の癒えぬまま舞台に立つと聞いて、赤目は
「ふん!これではまったくわしの相手にもならん!」
と呵々大笑し、小野寺に向かって
「手加減しなくてもよいわけですな」
などと言い、……ああもう、貴方、フラグ立ちまくりなんですけど?
ちなみに、桜小路が劇団オンディーヌを既に退団していた、
というのを私は昨日初めて知りました。それっていつだったっけ(殴)。

そして亜弓さん、もちょっと冷静になって下さい。
ご本人どころか、母親の歌子さんまでも、なんでまたこんなことに。
『紅天女』に打ち込む気持ちはわかるが、いいですか、これはまだ「試演」ですよ!?
そんな女優生命を賭けてまで「試演」に臨んでも、
それで再起不能になったら、実際の公演で主演するのはマヤだ。
本当なら医師が言った通り、亜弓さんは療養を優先し手術も受けるべきだろう。
いくらなんでも、ふたりの主役候補のうち、上演権を預かっているかたちの姫川亜弓に、
入院加療の必要があるとなれば、試演は延期されて然るべきだ。
亜弓ありき、マヤありき、で始まった、演劇界全体を巻き込む企画なのだから。

そもそも、今ここでゆっくりしていれば、早晩、月影先生の寿命が尽きて、
紅天女の上演権は、黙っていても正式に亜弓さんのものになるだろうし一石二鳥、
……などと私なら考えるが(殴)、まあそれは亜弓さんのプライドが許さないか。
やはり月影先生が生きている間に試演だけでもしないと駄目か……。
しかしそれにしてもだ、なぜ姫川亜弓は、曲芸までするハメになったのか。
梅の里であんだけ頑張ったエチュードが全部どっかに行ってしまったのでは。
亜弓さん、目は見えないし稽古で傷だらけだし、なんだか、あたかも
『できる……!今ならできるわ、私のヘレン@奇跡の人!!』
って感じで、完全に方向を誤っている気が、せんでもないんですが(逃)。