私の本名は日本語として、まあまあ珍名さんの部類だが、
英語でやりとりをしている海外の人たちからも、
私の名前はおよそマトモに記憶されることがない、
ということに最近気がついた。
何年か前、ドイツ・グラモフォンにポゴレリチ関連の問い合わせを送ったら、
即レスが来たのは素晴らしかったのだが、私に対して、
「Mr.」という敬称がつけられていたことがあった。
私は、日本語話者でなければ名前から性別はわからないだろうと思って、
最初の問い合わせの文面の差出人欄に、
自分で「(Ms.)」と( )つきで書き添えておいたのに、
先方からは黙殺されたのだった。
ご丁寧に、Mr.某、と文面の中で複数回、呼ばれていた。
しかしこのときは、外国語の名前は先方には不慣れなんだからと諦めた。
どのみち、私宛なのは明らかだし、訊きたかったことの答え自体は貰えていたし。
次にヤってくれたのは、ポゴレリチ仲間の某スイス人だった。
このときは私は、筆名の「山田亜葵」のほうで名乗っていたので、
メールの末尾にも、いつも「Aki Yamada」と書いていた。
ところがあるとき、先方からのレスを注意深く読んでみたら、
彼はずっと私のことを、「Aka Yamada」と綴っていたのだ。
ALABAMAみたいなもんで、全部「a」音で終わっていれば、
そりゃ確かに音声上は気分が良いだろうが、こちらは人名だ。
山田アカちゃん。
ペットのわんこみたいじゃないか(^_^;。
更に、昨日メールをくれた某メキシコ人男性は、私のことを、
いつの頃からか勝手に「Yoshio」と書くようになった。
メールを初めて貰ったのは数年前、やはりポゴレリチ関連の掲示板が縁で、
最初は確かに「Yoshiko」でスタートしたのだが、
私は、いつかどこかで性転換させられていた。
初めてこれに気づいたときには、彼のミスタイプだと思って放置したのだが、
昨日などDear Yoshioから既にヨシオ状態だった。
文面だけなら、どうせ私のことを指しているのは明らかだし、
これがこの人流の呼び方なんだと思えば、それまでの話なのだが、
問題は、この秋、このメキシコ人が日本に来るということだ。
きちんと訂正し、覚え直して貰わなくてはならない。
さもないと、このままではきっと、彼に会ったら第一声が「ハイ、よしおぅ!」だ。