菊之助@徹子の部屋 | 転妻よしこの道楽日記

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『徹子の部屋』に菊之助が出たので、観た。
テレビのけたたましいコマーシャルには相変わらずウンザリだったが、
現在進行形の菊之助を観たい思いのほうが、勝った(笑)。

私はお父上の音羽屋の旦那さんファンだから、菊之助のことは
前名の丑之助だった時代から結構回数多く観ているほうだと思うのだが、
こんなに落ち着いた賢げな(!)青年になるなんて、
小さい頃には想像したこともなかった。
子供の頃は、今思うと真面目さがアダになったのか、
どこかビクビクと周囲を伺っているような緊張感が前面に出ていたし、
実際によくしくじったりもして、要領の悪そうなところが心配だった。

お姉さんのしのぶちゃんの話にも以前あったが、
菊之助が菊五郎に、絶えず
「ああでしょうか」
「こうでしょうか」
と細々した箇所に関してさえも教えを乞うので、菊五郎が、
「そんなにあれこれ気にしてると、芸が小さくなっちまうよ」
と苦言を呈したこともあったそうだ。

しかし今の菊之助は、その真面目さが良い方向に発揮され、
舞台姿も磨き立てたように優美だし、一挙手一投足にまで風情が宿っていて、
本当に、きめ細やかで美しい役者になってきたと私は思う。
そのうえ、立ち居振る舞いにも余裕があるし、
トーク番組でも、雰囲気に気を配り、よく行き届いた受け答えができている。
やんちゃで慣らしたお父上が、この場合、素晴らしい反面教師であったか、
それとも母親である純子夫人の育て方が、あまりにも上手かったということか(笑)。

菊之助が音羽屋の御曹司だからと言っても、
私は決して、菊五郎のコピーが観たいわけではない。
菊之助には菊之助にしかできない舞台が、既にあるのだから、
それをこれからも是非、大切にして欲しいと思う。
そして将来、成長した菊之助が、新しい『菊五郎』になってくれたら、
それがもし、今の菊五郎とは全く違った持ち味の役者であったとしても、
私はきっとこのうえなく嬉しく思うことだろう。

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菊之助“同級生”海老蔵に「早く復帰して」(スポニチ)
『映画「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」(11年2月25日公開)の声優発表会見に出席した歌舞伎俳優の尾上菊之助(33)が、トラブルの渦中の海老蔵について「待っているお客さまもたくさんいらっしゃいますので、早く復帰して元気な姿を見せてほしいと思います」と神妙に話した。』『菊之助はかつて、海老蔵が新之助を名乗っていた時、尾上松緑(前・辰之助、35)と「平成の三之助」として若手歌舞伎人気を支えた間柄。「同級生なので心配しています」と話した。』