孤食 | 転妻よしこの道楽日記

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同居人がいても朝食は「1人で」、若い世代に強まる“孤食”傾向(TokyoWalker)

この記事は結論として、
『若い世代の“孤食”傾向や、どの年代も“ながら食べ”が習慣化していることが明らかになった今回の調査結果。1日の活力源である朝食が及ぼす影響を再認識し、今一度、朝の食卓の時間を見直してみたほうが良さそうだ。』
と述べているので、つまり朝食における孤食に賛成していないようだ。
孤食をやめ、ながら食べをやめ、大切な朝食だからこそ家族揃って、
というのが、記者の考える「良いこと」であるらしい。

しかし朝御飯の「孤食」はそこまで考え直さないといけないほど悪いことだろうか。
家族がいても三度三度必ず頑なに孤食、というのは問題だと思うが、
毎日一食くらい、ひとりで食べる流れになったって、
別に悪いことはないだろう、と私は思っている。

孤食そのものが罪悪だとかマイナス行為だなどとは、私は全く思わない。
少なくとも私にとっては、中学生くらいからあとは、
誰も視界に居ず、話しかけられることもなく、自分本位にする食事は、
とてもリラックスできる幸福な時間だった。
会話や人との接触は、楽しみにもなるが、疲労の元にもなり得る。
それらから完全に解放される時間は、悪いものではないと私は昔から思っている。
私の育った家が、あまり和気藹々でなかったにもかかわらず、
当初、頑ななまでに家族揃って食事をする習慣になっていて、
私は14歳のときついにキレて、孤食に走ったのだが、
まあ、そのような個人的な背景が、現在の考え方の根源かもしれない(苦笑)。


『■朝ごはんより睡眠? 休日に朝食を「必ず食べる」人の割合は平日よりも14.2ポイント減
休日くらい好きなようにしたって良いだろうと思う。
今は専業主婦だから、家族が食事をする予定なら支度をするが、
独身でフルタイムで仕事をしていたときだったら、
休日まで「必ず朝食を取らねばならない!」と考えるなんて、
私の精神疲労はそれだけで倍増したと思う。
平日は、食事も出勤も仕事も、何もかも時間的にがんじがらめなのだ。
そういうこと一切をしないで良い休日は、天国ではないか。
時計など見ないで、食事なんかしたければするし、したくなければしない。
そんな気ままが許される境遇は、どれほど幸せであることか。
頑張って食べたほうが爽やかで良い朝が迎えられる人は食べれば良いが、
食べない自由を満喫するのが悪いことだとは、私は全然思わない。


『■社会人の約半数は“孤食”傾向、同居人がいても朝食は「1人で」
多くの場合、出勤や登校の時間が各自でバラバラだから、
朝食時間を揃えることは難しいだろうと思う。
各自が自分の予定に合わせて起き来て、
いちばん都合の良い時間に朝食を取るのは、普通のことだと私は思う。
むしろ、必ず全員揃って食べなくてはならない・朝食は○時です!、
と朝から拘束されるようなことがあったら、かえって苦痛だろう。
必然的に、一番早く出る人に合わせた時間設定になるわけだし。


『■テレビ、新聞、パソコンサイト閲覧…、忙しい朝は“ながら食い”が主流?
行儀や消化の点から、積極的に勧めるべきことでないのは同意するが、
「読みながら」「聴きながら」等は、時間を有効に使えて、
非常に得るところが大きい、とも私は体験的に思っている。
実は私は中学から高校時代にかけて、まさに孤食で、
朝のパンを食べながら、英語の教科書のカセットテープを毎日聞いていた。
中2の一学期から始めたので、およそ5年間、私はこれを続けた。
このことが私の今日の、英語の発音と聴解力の基礎になったことは間違いない。
困りましたね(苦笑)。


ただひとつ例外だと私が考えているのは、
およそ小学6年生前後までの年齢の子供がいる場合だ。
親も誰もいなくて子供だけで朝ご飯を食べるのが普通、
というのは、教育という観点から望ましくないと、私でも思っている。
最近は子供の精神年齢が、30年前と比較して3歳程度幼いとの説もあり、
子供によっては中学校卒業くらいまで該当するかもしれない。

朝の挨拶や、食事のマナー、後片付けなど、
ひととおりの「しつけ」に類することはこの時期にすべきだし、
子供の情緒面での安定を考えても、家族のうち大人の誰かが、
最大限、時間的な譲歩をして食事時を一緒に過ごし、
できるだけ楽しい気分で登校できるように工夫してやるのが良い、
と、私は思っている。
そう理想的に行かなくて、「早く、早くしなさい!」の連発になっても、
やはりこの年齢の子供には、保護者の働きかけの中で
食事時間を過ごすことが大切な意味を持つと思う(笑)。

もちろん、ごく自然に家族が笑顔で食卓に集まり、
愉快な朝食が取れるなら、それは素晴らしい家庭環境だと私も思うし、
その和やかな毎日ができるだけ長い間つづくのが幸福というものだろう。
要は、配慮の必要な年代の幼い子供が家族内にいないのであれば、
時間的な無理をせず、各自のペースのほうを尊重して過ごす、
というのが、最も私の感覚に合う考え方だ。特に、朝食に関しては。
家族で一緒に朝食を取れるなら大いに結構、
別々のほうが都合が良いなら、孤食もまた良いではないか、と思う。