・娘の通うA高校で三者面談があり、一学期の成績を貰った。
英語・国語・社会は、抜群ではないにせよ失敗はしていなかったが、
理科と数学が例によって「どつぼ」だった。
文系か理系かの選択で迷うなど、娘にはあり得ないことだ。
さらに細かく言うと、娘は社会では歴史のみ、大変得意だ(汗)。
今年の授業は日本史・世界史の二科目なので娘には天国だが、
来年以降は、歴史はどちらか一科目だけを選択しなくてはならない。
つまりA高校では、社会が『地歴二科目』という入試の大学を志望する場合、
「日本史・世界史」という組み合わせで高3まで続けることは許されず、
高2以降、地理を組ませる以外にないカリキュラムになっている
(「地歴二科目」にこだわらなければ、地理でなく倫理や政経の選択は可能)。
一般的に「日世」を合わせるのは量が多くて不利とされているからだが、
娘は地理は全くお話にならないし、数少ない得意科目のひとつを、
学校の時間割編成の都合で強制的に捨てさせられる仕組みなワケで、
「地歴二科目」受験が事実上駄目になり、個人的には納得できない思いだ。
・ドストエフスキー『白痴』(木村浩・訳)を数日前に読み終えた。
衝撃的な結末だった。
作者はあのラストを描きたくて、この作品に取り組んだということだ。
そのあとチェーホフ『ワーニャ伯父さん』(浦雅春・訳)を再読した。
これは舞台を実際に観ているので、いつ読んでも思い出すことが多く、
単なる脚本という以上に私には興味深い作品だと思った。
それから、amazonで江川卓『謎とき「白痴」』を買った。
まだ読み始めたばかりだが、ドストエフスキーが些細な文章の裏にも、
様々な意味を込め、繊細な仕掛けをしていたことがわかり、
ストーリー以上のものを汲み取る読み方を手引きして貰えて面白い。
とてもロシア文学づいている、最近のわたし(汗)。
・話題の、菅伸子『あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの』
を買った。私は民主党の政策自体は全然良いと思わないことが多いのだが
(今回のキム・ヒョンヒの待遇なども私にはほぼ100パーセント疑問だ。
彼女は単なる犯罪者ではなかったのか?まるで日本の大恩人みたいだった。
私の認識がおかしいだけで、実は「よど号」の犯人たちも偉大な英雄だったのか)、
それは別として、伸子さんという人を私はとても好ましく思った。
彼女の気分、彼女の視点、彼女なりの愛情が、私にもすんなりと伝わり、
なんの抵抗もなく共感できる本だと思った。しかしAP通信の紹介記事
Japanese PM’s wife Nobuko criticizes him in new book
には呆れた。
英語国民には伸子さんの言葉のニュアンスは根本的に理解不能であるようだ。