算命学の話 | 転妻よしこの道楽日記

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ときどきここでも天中殺の過ごし方など話題にして、触れてきたことだが、
私の友人の中に、算命学の占いを仕事にしている人がいる。
「今は○○の時期だから、こうしたほうがいいわよ」とか
「将来は○○の星が出ているから、こうなりそうな感じね」などと
彼女は時々、有益なことや恐ろしいこと(爆)を教えてくれている。
災いを避けるために出来そうなことを考えてくれたりもする。

私自身は、『占いを無視したらバチがあたる』と考えるほど
占いを全面的に信奉しているわけではないのだが、
一方で、自分の判断に常に自信が持てるわけでもないから、
占いではこう出ている、と彼女から言って貰えることを、
結構、面白がっているし、気持ちの拠り所にもしている。
自分の中にない、全然別の角度から助言が得られることで、
ひとつ視点が増えて、生活がより良いものになったと感じられるなら、
それはなかなか良いことなのではないか、というのが、私の考えだ。

算命学の土台になるのは、各自の生年月日で、これにより、
最も基本的な、生まれながらに持っている性格や行動の傾向などが
おおよそわかるようになっている。
私の場合、「天性」を示す「主精」は『山』で、
「不動・着実・包容力」などが私の本質世界である、となっている。

「性格の中枢」を示す「中心星」が、私のは『玉堂星』というもので、
意味するところは「古典・論理性・学問・母性・知恵」などだ。
玉堂星の人間は、ものごとを「論理的」に捉えるのが好きで、
勉強や習い事に喜びを見出すタイプなのだそうだ。
美意識は「伝統」や「古典」に向けられ、感覚は保守的であるという。
いちいち理屈が多く、趣味ではクラシック音楽や歌舞伎が好きで、
語学のラジオ講座をしこしこ続けることが性に合っている、等々と、
私は、「玉堂星」的な行動を、確かにしているように思う。

私の話の主人公はいつもイーヴォ・ポゴレリチだが、
彼の場合も、算命学は、なかなか面白いことを指摘してくれている。
まず、ポゴレリチの「主精」は『鉄』、
「たぐいまれなる強靱さ。硬さ、一本気、行動力」がその本質だ。
『鉄』の人は、打たれ、磨かれることによって輝くので、
困難や試練に鍛えられれば鍛えられるほど、ますます能力が発揮される。
「艱難辛苦、汝を玉にす」の典型だというわけだ。
彼の、およそ平坦とも平穏とも言えなかったこれまでの人生と、
そこで得た名声を考えると、これはよく当たっていると私には思われる。

さらに、ポゴレリチの持つ「中心星」は『牽牛星』。
自尊心が強く誇り高く、責任感があり礼儀礼節を重んじる。
元来、「牽牛星」は「男性の星・夫の星」であり、
地位や名誉が高まることで自信を得、そこに喜びを見出す、
という特性もあるようだ。
弛緩とは無縁のような、彼の緻密な演奏から来る重苦しさは、
「牽牛星」の特質を反映したものであるような気がする。
ただ、一般的に「牽牛星」は、常識や世間体を重視するのだそうで、
その意味では、彼の突飛な服装(爆)や、「伝統」に挑戦するような解釈は、
やや、文字通りの定義からは外れているようにも見える。

なお、見るべき星の数や種類はこれだけではなく、もっとたくさんあるし、
また、算命学では、これらの星の配置だけですべてを語ることは、しない。
もしそんなことをしたら、生年月日が同じ人は、皆同じ運命を辿る、
などという、おかしなことになってしまうだろう。
実際には、親や配偶者など同居の家族が持っている星とその動き、
職場の方角、毎年巡ってくる運命星、など様々なことが絡み合って、
ひとりひとりの運勢に影響を与えると考えるので、
やはり算命学を専門にやっている人に見て貰わないと、
細かいことまでは、素人にはわからない。
また、占い師さんの間でも、星の動きに対する解釈の仕方には、
それぞれ個性があるので、見立てが細部まで完全に一致するとは限らない。

そのあたりが「占い」の面白さだとも思うので、
「当たっている」と納得できれば、その占いは「当たり」なのだろうし、
「当たってない!」と腹立たしく思うなら、自分にとってその占いは、
「当たり」ではなかった、ということなのだろう。
占いに一挙手一投足を縛られて暮らすようでは失敗だろうし、
占いの言葉だけに捕らわれて、幸福感が目減りするのでは、
それこそ、細木数子さんの言ではないが、
『占いで人生決めるなんて、バカか!』
ということに、なってしまうと、私は思っている。

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ご自分の一般的な命式とその意味については、
ごくおおまかにですが、↓のサイトで調べることができます。
高尾算命学
更に細かいことについては、
鬼谷算命学―あなたの運命は今からでも変えられる! (マガジンハウス)
などが、手軽な入門書となると思います。