御説ごもっとも | 転妻よしこの道楽日記

転妻よしこの道楽日記

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昨日書いた、諸手続の話題を読み返してみて、
自分がいちいち文句を言っている、ということを一応反省したのだが、
しかし私が求めているものは、いつだって「手早さ」なのだ。
相続に限らず、諸手続全般に関していつも思っていることだが、
企業や役所が、顧客・市民のクレームに先手を打とうとし、
不心得者に、付け入るスキを与えない仕組みを作ろうとすればするほど、
日常生活において、どんどん手続きが煩雑になり、不自由になっている。

なにしろ、つい数ヶ月前だって、
私が姑の葬儀代を主人の口座から葬儀社に送金しようとしたら
まず、金額が大きいことでATMにはハネられ、
窓口に行ったら、私が口座名義人本人でないという理由で拒否されかかった。
送金先は、このへんの人なら普通に知っている葬儀社だし、
故人と主人は姓(珍名ではないが割と珍しい姓だ)が一致しており、
私が持参した主人名義の通帳と印鑑だって合っているというのに、
手間暇かけて何を疑っていたのか謎だった。

私が仮にニセ妻で、転夫ころもんの通帳を
本人に無断で持ってきたのだとしても、
葬儀社作成の、主人宛の請求書に従って葬儀社に送金するだけで、
私自身の目の前には、現金は一度も出て来ない手続きだったのに、
なんでそこまで問題になるのか。
数万円だけ、人の通帳から現金をハンコで引きだそうとするほうが、
いっそ怪しいんでないの?

『ご本人様直筆ですので、一旦、お持ち帰り頂いて』
『委任状をお持ちでない場合、本日はお手続き出来ません』
『直系の方からのご請求でないと、お取りできません』
『第三者の方の署名捺印を貰ってきて頂かないと、受理できません』
『貯金事務センターからの回答には二週間程度かかります』

いつも思うことだが、「低リスクのかわりに煩雑な手続きに耐える」か、
「高リスクでもハイスピードな手続きで一発処理を望む」かを、
こちらに選択させて貰えないものか。非現実的だとはわかっているが。
私の、短い人生の持ち時間を、金融機関や役所の窓口で空費したくない、
と私は毎回、つくづく思う。

ときに先日、某金融機関の店舗で、暴れている男性がいた。
このかたは私の逆で、奥様の関係の、何かの手続きをしに、
代理で来られたようだったのだが、
例によって窓口で、委任状がないと出来ない、と断られていた。
そのせいで一切の手続きが不可能とわかり、この男性は怒り狂った。

有給を取って来たのに、無駄にさす気か!
簡単に二度とは来られんわ!ヒトがどんだけ暇じゃと思うとんか!
委任状のことなんか、案内葉書のどこにも書いとらんじゃろうが!
ワシの身分証明書はあるのに、何を疑うか!
ほんならお前、女房の職場に、今、電話して訊いてみぃ!

電話での確認ではダメで、書面による委任状と決まっておりまして、
・・・と窓口嬢が説明したら、彼は、常識で考えろ!と吠えた。
私は心の中で、男性に喝采を送った。顔には出さなかったけど。
こちらの用事が先に済んでしまったので、
決着は見届けられなかったが、あれからどうなったのだろう。

だいたい、金融機関の窓口は、大抵の勤め人の出勤時間より遅く始まり、
ほとんどの勤め人の退社時刻より早く閉まるのだ。
昼日中、窓口に来ようと思えば、有給や年休を取ってまで来るほかない、
ということを、ちゃんと考えて欲しい。そういや以前、
「昼休みにでも、ちゃちゃっと、来られません?」
と言い放った窓口嬢がいたっけな。
専業主婦の私でさえも、手数のかかることにはウンザリするのに、
これでフルタイムの仕事をしていたら、一体どうすればいいというのだ。