初代タイガーマスク佐山が三沢さん追悼式(日刊スポーツ)
かつては自分から見切ったプロレスに関して、
復活を目指すなどと発言する佐山聡に、
ほかの場面なら私はきっとツッコミを入れたと思うのだが、
こんなかたちで、あの三沢光晴を追悼することになるなんて、
今は、本当に、どう言って良いか、わからない。
事故が起こったのは13日午後8時45分頃、
我が家から遠くない中区の広島県立総合体育館グリーンアリーナで、
試合中、バックドロップを受けた三沢光晴が、意識不明になった。
広島大学病院に救急搬送されたが、頸髄離断により死亡した。
斎藤家族に嫌がらせ三沢さんが悲しんでる(日刊スポーツ)
『ノアの仲田龍統括本部長(47)は17日、東京・有明の事務所で、三沢さんが亡くなった際の対戦相手だった斎藤彰俊(43)の家族が嫌がらせを受けていることを明らかにした。家族は愛知県内に住んでいるといい、仲田氏は具体的な被害の内容は明かさなかったが、「(事故は)だれのせいでもないんです。(三沢さんの)ご遺族も理解しているし、三沢だって悲しんでいる。本当にやめてください」と、強い口調で訴えた。』
三沢ファンなら、こんなことはしない、と思うのだが、違うだろうか。
三沢を思うあまり、どこかに気持ちをぶつけるしかなく、
バックドロップを決めた斎藤にその矛先を向けたというのか。
かりにそのような純粋なファン心理からだとしても、
この行動は軽率過ぎるし、しかも選手本人どころかご家族に嫌がらせ、
というのは、客観的に言って悪質なだけだ。
このような事故は、あってはならないことではあるが、レスラーなら皆、
一瞬で命を落とす危険のある仕事をしていることを自覚しているし、
三沢ほどの名手であれば、それはなおさらだったと思う。
一個人としての三沢の無念さは、若いだけに想像に難くないが、
プロレスラーとしての彼には、「殉職」への覚悟が常にあった筈だ。
だから彼は、対戦相手となった斎藤彰俊のことを、
あの世で最も気にかけているに違いないし、
この事故のせいで彼のレスラー人生が狂ってしまうことがないようにと
誰よりも三沢本人が願っていると私は思っている。
ところで、三沢ファンの追悼メッセージの数々には大いに共感を覚えたが、
下の見出しには、ちょっと驚いてしまった。
まさに私は、「今年は、清志郎だけじゃなく、二代目タイガーも・・・」
と力が抜けていくような喪失感を覚えていたのだが、
それが私だけではなかったということが、今更だが初めてわかった。
清志郎さんに続いて三沢さんまで…(日刊スポーツ)