サウンドストリート | 転妻よしこの道楽日記

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中学や高校の頃の私は、深夜放送を聴く趣味はなかったが、
例外的に、NHK-FMの『サウンドストリート』はよく聴いていた。
一番好きだったのは、甲斐よしひろで、
彼の日はかなり熱心に聴いて録音も長い間残していた。
曲やアーティストについて彼の語る言葉も興味深かったし、
ご本人のライブもときどきあって、これも面白かった。
そもそも私は、もっと以前のAMの『若いこだま』の頃から
甲斐よしひろの語りがとても好きだったのだ。
大ファンまでは行かなかったけれど。

もうひとり、渋谷陽一の日も結構聴いた。
こちらは、ご本人の文章にはもっと前から注目していたのだが、
ラジオが気に入ったのは、この人の企画そのものに魅力があったからだ。
渋谷陽一は、私が常日頃なんとなく「いいな」と思っているものを、
いつも、率先して取り上げてくれる人で、しかもその切り口が、
「そうそう、そういうのが聴きたかったんだよ!」
と思う、心憎いほどファン心理を掴んだものだったのだ。

その、懐かしいサウンドストリートが、
先日来、少しずつ、WEB上で復刻されている。
NHK青春ラジカセ:サウンドストリートがよみがえる!

渋谷陽一の『クイーン特集』、これはもしかしたら、
実家を探せば、当時の録音テープが残っているかもしれないのだが、
あのときの放送は、英国BBCの協力を得て、
クイーンのメンバー、とくにブライアンとロジャーが大半だったが、
彼らのラジオ用インタビューの録音をそのまま流したものだった。
今、サイト内にある復刻版では、BBC部分はカットされ、
渋谷陽一が訳しながら説明するところだけになっているが、
本当は、メンバーの声がじかに聴ける内容だったのだ。
ブライアンの美しいイギリス英語に聞き惚れ、
ロジャーのハスキーな話し声に胸をときめかせたものだった。

そして、私にとって嬉しいことに、このたび、
同じ渋谷陽一の担当の、81年忌野清志郎の回がUPされた。
ルージュ・マジック以前、RCがブレイクし始めた頃だ。
残念ながら、私は当時はこれを聴いていなかった。
まだ清志郎に注目していなかったのだ。
やはり渋谷陽一は「いち早く」情報を届けてくれた人だった、
と今更ながら思った。

『サウンドストリート』の復刻は続いているようなので、
このあともとても楽しみだ。