一人で起きられないって | 転妻よしこの道楽日記

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お友達の仮装ぴあにすと様が、朝うっかりと寝過ごした話を、
昨日の日記に書いていらした(『やっちまいました(泣)』)。
その類のことは、娘が小学校までバス通学をしていた頃に、
私自身、やったことがあるので、そのような朝に、
瞬間的にせよ、どれほど動揺するかは、よくわかるつもりだ。

だが私の場合(仮装様もだと思うが)、寝坊は飽くまでも事故的なもので、
普段から朝なかなか起きられなくて困っている、という人間ではない。
というより、私は中学生くらいの頃には既に、
家族に起こして貰うなどという習慣は無かった。
決して朝型ではなく、寝て良いとなればいくらでも寝られたが、
目覚ましをかければ、早朝でも起床することが難なくできたのだ。
大学に入って下宿で一人暮らしを始めたときだって、
ありきたりの目覚まし時計をひとつ持っていただけだった。
これは、努力したとか、自立を心がけていた結果ではなかった。

だから私は長い間、友人や後輩などが、
「一人暮らししたいと言ったら、お母さんが、
『無理でしょ。あんた、朝、ひとりで起きられるの?』
って言うのよ。確かにそうだわー」
などと話すのを、朝寝坊を誇張した、完全なジョークだと思っていた。
「毎朝、起きたら昼って大変だよ!1限の授業、全部落とすじゃん!」
「それどころかだよ。夕方まで寝るかもしんない!」
などと、友人も言うものだから、豪快に笑い飛ばして終わっていたのだ。
寝坊は、たまにやらかすからネタになるのであって、
恒常的にやるものだという発想は、私には全くなかった。

そして、うちの主人が、これまた、学生時代から完全な朝型で、
中学生の頃には勉強は朝5時に起きて朝食前にしていた、というヒトだった。
彼の場合、体質的なものもあり、目覚ましすら要らないくらいで、
したがって、私は結婚してからも、夫を起こすのに苦労した、
などという経験が、これまで、ただの一度もなかった。
このヒトが、昼になっても部屋から出て来ない、ということがもしあったら、
それは昏睡しているか、既に死んでいるか、夜逃げしたかのどれかだと思う。

そういうわけで、私は、本当につい昨日まで、
目覚ましが鳴れば、人間は誰でも目覚めるものだと思い込んでいた。
ほうっておいてもどこかでオムツが取れるように(爆)、
遅かれ早かれ、人間は起床など勝手にするようになると考えていたのだ。
しかし、今回の仮装様の文章に書かれている例や説明を読んで、
世の中には、本当に、どんなに真剣に頑張っても、
朝、起きることが大変困難である、という人たちが存在する、
ということを、私は、今更ながら、知った。

それで思いついて、『一人で起きられない』で検索してみると、
「低血圧、低体温で、朝、どうしても起きられない。
目覚ましが鳴っても聞こえない。親に起こして貰っている」
という成人女性や、
「朝が弱く、起こされても一度や二度で起きないと言って妻が怒る。
朝起きられないことくらい、そんなに責めなくてもいいではないか」
とこぼしている既婚男性などの投稿が、すぐにヒットした。
起きられない、というのは、よくあることだったのだ。
単純に「甘えている」だけのヒトもあるが、中には医療の介入がなければ、
起床というものがきちんと出来るようにならないケースもあるようだ。

そういえば、うちにも、ひとり、大変寝起きの悪い人間がいた。
娘だ。
こいつは、夜中に地震があっても、未明に雷が鳴っても、絶対に起きない。
去年の正月に、私が深夜に昏倒して、家に救急車が来たときだって、
娘は爆睡していて、全然起きて来なかった。
常日頃、朝は、私が先に起きている関係で、娘を起こしている。
確かに、一度では起きないことが多いような気がする。

・・・・・・・・。
うかつだった。どうして気がつかなかったのだろう。
私は今まで、こいつが起きないのは単に幼いから、
あるいはアホだからだと思っていて、
成長してアホがなおれば、自分で起きるようになると思い込んでいた。
もしかして、私は、甘かったのだろうか。