マエストロ・ポゴレリチは、今、台湾にご滞在になっている。
広島からだと、三時間ほど飛行機に乗れば・・・、という距離感だ。
ああ、なんで日本に来てくれないのかしら。
今回のご滞在の主目的は、国立台北教育大学でのマスタークラスだ。
6月に公開された開催予定によると、
9月17日から約一週間の予定で、ポゴレリチは現地の学生を指導する。
助手には、彼の愛弟子のグウィニス・チェン。
台湾出身のピアニストで英語の話せるチェン嬢なら、
ポゴレリチの指導を完全なかたちで学生に伝えることができるだろう。
・・・DVDになって発売されたら買うんだがな~~~。
などと思いながら、台北教育大学のサイトに何かないかと、
覗きに行って、私は仰け反った。
2007波哥雷里奇大師(Ivo Pogorelich)鋼琴研習營
9/17(一)課程延期公告
「延期」!?延期、って何!?
マエストロ、またご気分でもお悪いのですか。
それとも指先が破壊されましたか??
クリックして、繁体字中国語を機械翻訳で読んで、私はまた仰け反った。
「『2007波哥雷リッチー大家(Ivo Pogorelich)のピアノのセミナー』を催して、大家が1機の便に来てぐずぐずして遅れてだから9/17(1)の課程を取り消しますため、現在9/22(6)の晩の6:30~9:30まで延びて、機会をとらえて参加を下さい、ありがとうございます。」
遅刻かよ(--#)。
出かける前に、家で弾きすぎたのではあるまいか。
だいたい、この人は時間の観念が普通ではないと思う。
例えば、自分のリサイタルでも毎度毎度リハーサルが長すぎる。
当日直前になってからリハを始めて、ず~っっっと弾いていて、
結果、開場が遅れに遅れ、当然のことながら開始も遅れ、
オマケに演奏がまた激遅なので終了時刻も遅れ。
だが、マスタークラスのトラブルは、これだけではなかった。
続けて大学サイトのマスタークラス関連の項目を見ていくと、
『2007波哥雷里奇大師研習營~因韋帕颱風影響,
9/18(二)停止研習課程一次。
9/19~9/23每天皆有課程進行,請踴躍參加!! 』
『停止』って。停止って。え~~~!!!
『韋のハンカチの台風が影響するため、人事の政局が台北市を公表して出勤して授業を受けることを停止して、 9/18(2)はだから午後3:00-6:00波哥雷リッチー大家は課程を研究して、一回休講します。9/19(3)の~9/23(日)は毎日全て課程の行うことがあって、詳しい課程の時間とプログラムリスト、参照して書類を付け加えることを下さい。』
ハンカチ程度の台風なら大したことなさそうに聞こえるが、
ともあれ、休講は天候のせいだった、とわかった。
マエストロは(私には)全然信用がないので、
てっきり、気まぐれで休講になったのかと思った(殴)。
あ、そしたら、初日に遅れたのも、もしかして、台風の影響だった?
ぐずぐずしたのは、マエストロではなく、飛行機だったのかも??
・・・などと、さんざん遊ばせて頂きましたが、
同じサイトに公表されている、今回の指導曲目を見ると圧巻です。
ポゴレリチが演奏会の場で披露したことのない曲目、
例えば、ショパン『舟歌』、『バラード第3番』『バラード第4番』
リスト『バラード第2番』、ブラームス『パガニーニの主題による変奏曲』、
等々、おそらく断片的にせよ披露するであろう模範演奏も含めて、
彼がどのような指導をするのか、興味が尽きません。