宝塚歌劇団月組『ダル・レークの恋』広島公演を観た。
9日夜の部、広島厚生年金会館ホール。
真面目な観劇記は明日、UPしたいと思うのだが、その前に。
・私は今日まで、この作品は植田紳爾の作だと勘違いしていた。
二幕になって、「こ、これは植田(元)理事長の作風ではない!」
(=「うえぽんにこんな芸当ができるわけがない!」(←殴蹴絞吊)
と気づいて、パンフを初めて開いて、菊田一夫・作だと知った。
・一幕の途中まで、観客としての私を完全に支配していたのは、
あさこ(瀬奈じゅん)ちゃんでもなく、ゆうひ(大空祐飛)くんでもなく、
ヒロインの祖母役のタキ(出雲綾)さんだった。
『誰だ』『出てくるだけで空気が変わる』『すげぇ婆さんだな』
と私は内心、月影千草を褒め称える観客の心境になった。
・ハリラム・カプールとチャンドラ・クマールが、それぞれ、
ベンガル領主のマハー・ラージア、ベナレス領主のマハー・ラージアであると
名乗り合う場面があるのだが、少々発音を変えたくらいでは駄目だ、
マハー・ラージアと言えば、我々世代はディスコ・マハラジャ麻布十番。
・前にやはり月組が『ジャワの踊り子』で広島に来たことがあった。
ターバンした大空祐飛くんが「ハジ・タムロンです!」と言っていたのは、
どっちの作品だったか、あと五年くらいしたら私はわからなくなりそうだ。
サリーを着た彩乃かなみちゃんの名前も、私の中では、いずれは、
タマルだったかカマラだったかアデルマだったか、になりそうな悪寒(^^ゞ。
・ダルレークの祭りの場面で、水面をすべるように紅い花?が流れるのだが、
私は二階のてっぺんから観ていたので、灯りのついた花々は、
まるで原爆忌の「元安川の灯籠流し」だった。
私の頭の片隅で、所ジョージの『精霊もどし』が流れていた。
♪犬は死にますか 猫も死にますか
♪運が良くてもすごくても 十年前後です