主人が大学病院から帰ってきて言うことには。
主治医は「骨転移」という用語自体は使っていないのだそうだ。
ただ、骨シンチで黒く写っていて治療は放射線とモルヒネ、
と言うのなら要するに骨の癌しかないじゃないか、
とじーちゃんが自分で結論を出した、ということらしい。
客観的に言って、残念だがその結論は正しいだろう。
骨折の跡が骨シンチで黒く写ることがある、
というのはどこかで聞いたことがあるが、
じーちゃんが尻を骨折した、という話は今まで無かったし(^_^;)。
昨今流行りの骨セメントは、舅には適用できないだろうか?
「まずは、痛みを取りましょう」
と主治医の先生が仰って下さったそうで、
私もその方針に賛成だ。
痛くなければ、舅はもっとずっと元気になれると思う。
しかし、じーちゃんは、どこまでも強いのか、
事態をイマイチ把握できてないのか(爆)、
きょうもいつも通りの調子だったそうだ。
「泌尿器科の若い医者が、これが点滴入れるのがヘタでのぅ。
ワシの腕に、何度も針を入れちゃあ、ごりごり、ぐりぐり、
なんぼでもまさぐった挙げ句に、失敗しよって。
こんに(こいつ)、こんな不器用な手つきで、ワシの大事なところを
ごりごり、ぐりぐりヤってくれるんかと想像したら、
膀胱癌の処置の前日にゃ、もう憂鬱で、かなわんかったでよ」
私の感傷など蹴散らすような「じーちゃん節」が、
いつもいつも、本当に有り難いと思う。