テレビ嫌いの私がいるのに、今朝も主人はテレビを観ていた。
だが今朝は、喧しいワイドショーではなく、
美術館がどうしたこうしたの番組だったので、一応良かった。
フランスのどこやら(←真面目に見ていない私)が映り、
きょうのテーマは、エミール・ガレだとナレーションが言った。
私「ガレ?気色悪い作品の人?」
夫「え。違うと思うが。誰を想定しとるのかは知らんが(^^ゞ」
私「えっと~、おどろおどろしい色で絵描いて、はよ死んだ人」
夫「まさかと思うが、エゴン・シーレか、それは」
私「ああ!」(私の話ですぐわかる主人は天才)
夫「ガレは絵よりガラス工芸とかインテリアの人よ」
果たして、画面には「ひとよ茸」という有名なランプが映った。
夫「ほら、きのこさん」
私「………(^_^;)」
ガレは、殊更に新しいモチーフを探し求めることをせず、
むしろ、庭の一画、キッチンの片隅などにある、
ごく日常的な植物や野菜などの姿から、インスピレーションを得、
幾多の傑作を生み出したという。
このランプにしても、キノコの姿そのものに灯りをともす、
という発想から生まれた、ガレならではの感覚が光る作品、
……だということだ。
まったく。
世界で一級の芸術家はやはり、目のつけどころが違う。
朽ちた木の中に一夜にしてこのようなキノコが生え、
それに目をとめたガレは、
「ランプだ……!」
と思ったのだ。なんという感性、なんという表現力。
我が家の庭にある朝、突然キノコが出ているのを見たとき、
舅は、なんて言ったと思います?
舅「なんじゃ、これは!!!一晩で出やがった!!!」
私「ホントですね、昨日はなかったですね~」
舅「どういう名前かの~。糞茸、いうんかの?」
いいません(--#)。