小4の娘が今、理科の宿題で『月の観察』に取り組んでいる。
一時間ごとに外に出て、月の位置をメモして行き、
何時間でどれだけ動いたかを図にまとめるというもので、
最近の彼女にしては、随分と熱心にやっている。
ガガーリン事件とプラネタリウム体験以来、
彼女なりに、宇宙の話に少し興味を持つようになった様子だ。
実は私自身、太陽系の惑星・衛星の話が大好きだ。
小さい頃、まず子供心に鮮烈だったのが、月から見た地球の写真だった。
1969年アポロ11号が月面から捕らえた地球の写真には、
月世界の地平線と、半月のように美しい地球の姿が映っていて、私は、
「月の空には地球が満ち欠けして浮かんで見えるんだ!」
と感動したものだった。そしてそれ以来、
「それなら、木星の衛星から見たら、空に大きな木星が見えるのかな?」
「火星の空には月がふたつ(衛星が二つだから)見えるのかな?」
などと想像するようになった。
1980年の夏、NHKが放映した『パノラマ太陽系』という番組は、
当時の私にとってあまりにも強烈で、未だに忘れられないもののひとつだ。
確か、一週間の連続放送で、月曜日が『月』、火曜日が『火星』、
というふうに、曜日にちなんで太陽系を解説していくというシリーズだった
(テーマソングが八神純子だった(^_^;))。
ボイジャーが撮影した、木星の衛星イオの火山を初めて見たのも、
あの番組の中でだったと思う。
その後、友達に教えて貰ったのが、岩崎一彰の天体画だった。
テチス衛星の赤道付近から見た土星とか、木星衛星イオの景観などは、
まさに私が漠然と想像したものを描いていて、「コレだ~!」と思ったものだ。
外惑星の世界をこの目で見ることは叶わぬ夢だし、
ワープ航法でも実用化されない限り、それらの有人探査もあり得ないだろう。
ならばせめて、私は岩崎画伯の絵を自宅居間に飾りたいと夢見ている。
ああ、九億円あれば。