昨日の台風で、どうかなってやしないかと、
午後から佐伯区の様子を見に行った。
台風一過できょうは綺麗な晴天だったが、
舅はきっと、落ち葉だらけになった庭が我慢できずに苛々しているだろう、
掃除のひとつでも手伝うことがあれば、
と思って出かけたが、着いてみて、私は恐れ入った。
庭は既に、『チリ一つ無く』と形容できる見事さだった。
こんちはー、と家にあがってみたら、
舅は、サンドイッチにコーヒー、という昼食の最中だった。
今回の台風は、舅の言によれば「風向きが良かった」のだそうで、
屋根も無事だし、窓ガラスにも影響は無かったとのことだ。
舅は、今朝は日の出とともに起床し、庭掃除をしたと言っていた(^^ゞ。
私「おとーさんの体調は、その後、どうです?」
舅「それが、最近は結構ええのよ」
私「そりゃ良かったですね(^^)!」
舅「ほうよ。酒でも飲んじゃろと思ぅて、こないだ、焼酎、買うてさ」
私「おや~?いいんですか~?」
舅「ふふ(^^ゞ。そうでもせにゃ、ばーちゃんのいびきで、寝られんのじゃもん」
私「そしたら、調子良くなったんですね?」
舅「ほうよ。酒飲んだら、ええような気がする」
舅は最近よく、午後のひととき、姑が昼寝している間に、
車でちょっと遠くの、大きなスーパーまで行くのだそうだ。
ふたりだけだから、食材は少量で買える店のほうが都合が良いし、
出来合いの総菜にしても、大きな店のほうが種類が揃っているから、
気分転換も兼ねて、わざと遠出するのだ、と言っていた。
舅「一昨日なんか、牛肉のとろけるようなのを買うて来て、
しゃぶしゃぶをしたで。ばーちゃんにも、ヘルパーさんが介助来たときに、
わしが炊事場に立って煮てやった。食べさして貰うて、よう食うたで」
老老介護で、なんて気の毒なと世間は思うだろうか。
だけど舅は、私たちが一緒に居た頃より、
今のほうが、間違いなく生き生きしている。
子供や孫に囲まれて賑やかな家で、
というのは、もしかしたら主人と私の自己満足だったかもしれない。
住み慣れた家で、誰にも邪魔されず二人だけで、
というのが、少なくとも現時点の舅姑にとっては、
最も幸せで落ち着いた生活なのではと思える。
私は結局、何もすることがなく、ただ1時間ほどウダウダと喋り、
舅の出してくれた、クルミのケーキと、コーヒーをご馳走になって、
満腹して、帰った(爆)。