目の覚めるような | 転妻よしこの道楽日記

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中区に引っ越してきてからバスを利用する機会が増えたのだが、
観察していると、バスの中での過ごし方は結構、人それぞれだなと思う。
乗車時間の短い人は黙って前を向いて座っているか、
せいぜい本か雑誌などを読む程度のようだが、
長い(らしい)人になると、パンや弁当(!)を食べたり、
道具一式を取り出して編み物や刺繍(!!)をしているところなども見かけた。

朝早い時間帯など、支度が間に合わなかったのか、
乗ってから座席でこっそり化粧をしているお姉さんや、
充電したカミソリでヒゲを剃っているオジさんにも出会った。
私自身もかつて、今治に住んでいた頃、これは列車の話になるが、
宝塚大劇場に行くため朝7時半発の特急に乗るつもりだったのが寝坊して、
寝間着と紙一重のナリで、JR今治駅から発車寸前に駆け込み乗車し、
列車の洗面所でカーテンを引いて着替えをした、という実績があるので
彼らの気持ちは、わからないではない
(ちなみに、あまりに急いでいたので駅前で乗用車にハネられそうにもなった。
大劇場で昇天する前に、駅前から涅槃までまっしぐらに逝ってしまうところだった)。

それにしても、人間、何かを乗り越えると、公共の乗り物の中で
我が家の洗面所同然の行動が出来るようになるのだろうか。
友人の目撃談によると、いつぞや、東京のとある私鉄の中で、
子連れの母親が乗ってきて、席に座るやいなや、女児の髪をブラッシングし始め、
そのうえ、スプレーまで取り出して、シュプーーーー、とやっていたそうだ。

この前、早朝のバスで私が見た女性も、相当、凄かった。
やや後方の座席に陣取ると、持ってきた大きな鞄から、鏡を取り出し、
それを前の座席の背のところにガシっと固定し、
彼女は、まず、入念な化粧を始めた、
下地クリームから開始し、ファンデーションを塗って、
という第一歩からのメイクだった。
そして、相当な時間をかけて顔が完成すると、
彼女は今度は、充電式のホットカーラーを出して髪をまき始めたのだった。

おいっっ。
家でなんにもして来なかったにしても、ほどがある!
その用意の良さは、今朝だけ偶然に寝坊したとかではないだろう!?