舅の家にいた頃、舅の綺麗好きはそれはそれは徹底していて、
ハウスキーピングという点で彼は主夫として私より数段上だった。
例えば、フライパンの裏がコゲて黒くなっている、
というので注意されたことがあって、
私は彼の指摘を聞いたとき、青年の家や県民の森でのキャンプのことを、
思いがけず連想してしまったくらいだ。
ああいう体育会系ノリのキャンプ合宿では、最後の朝、
それまで飯ごう炊さんに使用した調理器具や食器類をすべて並べて、
班ごとに担当教官のチェックを受けたものだった。
少しでもヨゴレが付着しているものがあったら、洗い直し、
OKが出るまでその班は解散させて貰えない。
若き日にキャンプ場で、プライパンのコゲを指摘され、
「なんか、ナントカ加工がハゲて、下の金属が見えてきたような・・・」
と半泣きになりながら磨きなおした記憶が、私には、あった(^_^;)。
さて、中区の官舎に来てみたら、今度は、ここにはまともな鍋も食器もなかった。
今まで主人がひとりでたまに寝泊まりするだけで、
調理などしたことがなかったのだから、無理もない。
私はここに来てから、茶碗3つと皿3枚、フライパンひとつとステンレス鍋1つ、
という所持品だけで食事の支度をしている。
おまけに、部屋が片づいてなくて食事用テーブルと椅子も組み立てていないから、
家具調コタツひとつですべてをまかなっていて、ちゃぶ台さながら。
これまた、ほとんど青少年野外活動センターの暮らしだ(T.T)。