質の良い特養ではあるのだが… | 転妻よしこの道楽日記

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近所に、かなり評判の良い特別養護老人ホームがあって、
そこに以前から、姑の長期入所希望の書類を出していたのだが、
この年末、急に入所の順番が回ってきた。早すぎて、困った。

申し込んだ時点では、常識的に言って順番待ちは長いと思い込んでいたし、
数年後に巡ってくる主人の転勤時期前後に入所できれば、
という心づもりだった。
ところが去年になって、特養の入所に関しては、
以前のように「申し込み順」ではなく、
「緊急度」「必要度」に応じて、優先順位がつけられる仕組みに変わった。
そして姑には、昨年秋の選考会の時点で、四番目という順位が与えられ、
その後、一位から三位までの方が、
ご高齢だったせいもあって相次いで亡くなられたので、
不意に、年末になって、うちの姑の入所順番がまわって来てしまったのだ。

いつでも好きなときに入所できる、というものでないことはわかっている。
でも思っていたよりずっと早く声がかかって、家族の誰も心の準備がなく、
しかも舅が今療養しているのは、
元気になって姑のところに帰って来るためだから、
今すぐに入所というのは、家族として
どうにも決心できないという思いだった。
主人と私はそれでも一応、今後起こり得る可能性のある事態について
いろいろと検討してみたが、ケアマネージャーさんからも、
在宅でやる気なら更に支援の方法はあると助言を貰ったので、
やはり今回の入所は辞退させて貰おうという結論になり、
きょう、そのように特養のほうに返事をした。
今後も緊急度順ではあるが、場合によっては
ずっと声がかからない可能性もあり、これは賭けではある。
でも仕方ない。

とにかく入所はして、必要ならまた外泊で帰宅する、
というのも考えてはみたのだが、
でも、特養や療養型病院に入ってしまうと、退所(退院)しない限り、
在宅での介護保険のサービスは一切受けられなくなる。
つまり、外泊して家でヘルパーさんをお願いすると全額自費になる。
仮に毎週末二泊三日で家に帰るとしたら、
実費で月十万円くらいになってしまうのだ。
我が家の場合、そんなことは、とてもじゃないが長続きしない。

考えてみたら、入所者でありながら結構な日数を自宅で過ごす、
などというのは、そもそも矛盾している、
ということになるのかもしれない。
だから、そういう我が儘のために、
いちいち公費による支援はできない、ということか………。