入院した舅は、依然として微熱と腹部疼痛があり、
今のところ、まだまだ体調が回復しているとは言えない。
主治医の先生が症状緩和のために、座薬をすすめて下さったのだが、
舅は、頑なに拒否して曰く、
「要らん、ワシはオカマじゃない」
オカマって、オカマって、オカマって……(エコー)。
一方、姑は限りなく相変わらずだ。
姑「おとうちゃんは?」
夫「おとうちゃんは、金曜日から病院に入院しとるぞ」
姑「おかあちゃんは?」
夫「おかあちゃんは、ここにおるだろ」
姑「?」
夫「アンタがおかあちゃんだろ。おかあちゃんの、おかあちゃんは、とっくに死んだろ」
姑「ほうなん?」
夫「おばあちゃんは、ずっと前に亡くなっただろうが」
姑「………?」
夫「そりゃそうだろが。おかあちゃんが、もう、既におばあちゃんになっとるくらいなんだから」
姑「なんで」
夫「なんで、って。孫もおるし、おばあちゃんじゃないか」
姑「うちは、まだ五十代よ」
夫「七十五だろ?」
姑「それは、おばあちゃん」
夫「だから、アンタが、今は、おばあちゃんなんだって」
姑「うちは五十代よ。若こう見えるけど」
夫「おいおい(^_^;)。じゃあ、俺はいくつや?」
姑「………」
夫「俺が、何歳か、知っとるか」
姑「………」
夫「自分が生んだのに、忘れたか」
姑「あんたは、うちに、年齢を言うて貰いたいんじゃろ」
夫「わかっとるかどうか、心配しとるんよ」
姑「うちは、あんたの年齢を、毎日、研究しよるんじゃから」
そうだったのか。姑は、自覚としては五十代だと思っていたのか……。