姑の話 | 転妻よしこの道楽日記

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うちの姑は実に陽気だ。

彼女の話はいつも楽しい方向にトリップしている。
たとえば、つい数年前まで、新舞踊が趣味で踊りまくっていた彼女は、
今や、自分のかつての職業は「踊り子さん」であったと称している。
本当は「美容師さん」だったのだが、そのことはどこかへ行ってしまったのか。

姑「私は踊り子さんじゃったんよ」
私「はぁ」
姑「凄い人気でね、台風が逃げていったくらい」
私「それは凄いですね」
姑「ファンレターを貰ったこともあるんよ」
私「ほんとに大人気だったんですね」
姑「だけど、くれた人は恥ずかしいと思うたらしくて、小さい葉書じゃったけど」

『小さい』のところで姑は、指先で本当に小さい四角形をつくってみせた。
そんなに小さい葉書では極細のロットリングでも文字が書き入れられないのでは(^_^;)。

姑の話の中では、舅の職業も二転三転しているのだが、
先日のはとりわけ、たいそうな出世ぶりであった。

姑「おとうちゃん(舅)が、東京の、都長になったと言うんよ」
私「都庁???(ビルになったのか?)」
姑「町長さんや市長さんでのうて、東京都の……」
私「ああ、都知事ですか」
姑「そうそう、それ。都長」
私「おとーさんが、『都知事』になられた、と(^_^;)?」
姑「なった言うて本人が言うんよ」
私「いつ、なられたんですか」
姑「一昨日」
私「はぁ。冗談ではなく?」
姑「ほんまになったらしいんよ。うちは驚いてね。
 『あんた、なんでそんなものになったん?』って訊いたら、
 『いや、なってくれえ言われたけ、なった、て言うんじゃが」
私「はぁ(選挙もなしに、か(^_^;))」
姑「よしこさん。おとうちゃんは、一体なんでそんな嘘を言うんじゃろうか」

…………。
まさに、ひとりボケひとりツッコミ。圧巻だ。