表題の通り、来年の配合計画を決める時期に来ています。


元々このために牧場をやっているようなもので、配合を考えるのは何十頭でも苦にはならないのですが今年も約40頭の配合を決めていきます。


私の配合計画の進め方は3段階です。


① 配合シミュレーションに基づく種牡馬割当(種付料発表前)◀10月下旬

② 配合シミュレーションに基づく種牡馬割当(種付料発表後)◀今(12月上旬)の段階

③ 不受胎もしくは種牡馬の体調不良等による変更




先週社台スタリオンなどいくつかの種馬場の種付料が発表になりました。


社台スタリオンではイクイノックス、キタサンブラック親子がトップの2500万円でした。

キズナ2000万円、コントレイル1800万円と続きます。


種付料の高い馬はほとんどが社台グループの繁殖に付けられます。

そこからクラブ、セレクトセールと振り分けられて行きます。


つまりは金融商品とハイエンド向けの馬になりますので種付料についてはこの価格への根拠付けという性質が強いと思います。

これはこれ、否定はしませんし大したものだと思います。


余談ですが、実際にリーディング上位でもある高い種付料の種牡馬は選ぶ人の責任を低減する効果があります。


例えばセレクトセールでノーザン産のキタサンブラック産駒を選んだ調教師(馬主でも良いです)がいたとして、当然高額になります。

ただもしその馬が走らなかったとしても、このブランドを選んで当たりを引けなかったことを生産者の責任にする人はほとんどいません。

実際、その価格まで競ったという事実もあります。


これが種付料50万円くらいのXという種牡馬の産駒だったりすると、「誰だそんなの選んだのは〜」と始まるわけです。

ある程度以上のセールに出てくる馬は、知名度の高い種牡馬産駒でないと文字通り「選べない」という話です。


安い馬で当てるのもすごいことですが、本当に難しいのは「良い馬を本気で探して」当てることです。

これができる馬主さんは尊敬します。


これもこれです。




今度は優駿スタリオンステーション。

いわゆる日高の馬です。

価格的には目に優しいですね。


サマーセールを中心に地方ダート馬は活況です。

私たちの様な小さな牧場はこうした現実的にしっかりと売れる馬を作っていく必要があります。


優駿の他にもアロー、レックス、イーストといったスタリオンからも種牡馬を選択していきます。


磨けば光る種牡馬はたくさんいます。




具体的に何を付けるんだということでは、今年も新種牡馬を中心に付けたい馬がいくつかいます。


社台スタリオンでは、


サートゥルナーリア 1000

エフフォーリア 400

シスキン 400

ルヴァンスレーヴ 400


を予約しました。

値段の高いラインナップにおいても、価格とのバランスは良いと思う種牡馬です。

(エフフォーリア、シスキンは即日満口になったので良い線いってる、かも。)


優駿スタリオンでは、


ニューイヤーズデイ 200

インディチャンプ 120

ジオグリフ 80


を予約。新種牡馬のジオグリフはドレフォン好きなこともあり楽しみにしています。


他に付けたい種馬としては、


アメリカンファラオ 400

ウシュバテソーロ 300

カラヴァッジオ 300

テーオーケインズ 250

グレーターロンドン 200

フォーウィールドライブ 150

フィレンツェファイア 150

マッドクール 120

アジアエクスプレス 120

フィエールマン 120

ファストフォース 100

プログノーシス 80

インティ 50

バンブーエール 50(昨年)

トウシンマカオ 30

ニホンピロアワーズ 30

イグナイター 30


などなど、たくさんいます。

今年も中々の振れ幅になりそうです。


配合はニックスを多く取り入れてできるだけアウトブリードを目指す方針です。


とはいえクロスを否定しているわけではなく、完全5代アウトからサンデートリプルクロスまで多岐に亘ります。


自分がやらないとセリでは出てこないような挑戦的な配合も試します。笑


あともう少し楽しみながら悩みたいと思います。