6月に入り、馬主としては(牧場としてもですが)これからセリの季節になります。
北海道は良い時期になり、吹く風は爽やかでとても気持ちの良い空気です。
さあやるぞと言いたいところですがこの時期だからこそ、馬の持ち方を整理しておきたいと思います。
書き流す感じですのでお気軽にお読みください。

振り返ればかなり飛ばしてきたと思います。
血統好きでしたので繁殖を持ちたくて、最初の数年は牝馬ばかり購入していました。
何も分かっていなくて、ひたすら突き進んできた感じです。
何せ馬主業というものは教科書がない世界。
そして上を見ればきりがないですし、モデルを見つけたとしても100% 真似をすることは難しい。
全て自分の中でネットワークを築き広げていくしかないわけです。
それでも自分は馬と競馬が大好きなので、その世界にいられることが楽しくて仕方がないという感覚でした。
やり続けるごとに楽しいだけではいられないこともあるのですが、それでも楽しさが先に来ないと続けられないものだと思っています。
競馬の世界にツテがなかった私はネットワークを広げようと次第に頭数を増やしていくようになりました。
当時はサラブレッドオークションで購入した馬をそのまま継続預託をお願いすることが結構できましたので、全国的に調教師さんのネットワークを広げることができたのはこれが大きかったと思います。
ほぼ毎週買っていた時期もありました。
JRAは最高に面白いですが資本力がまず問われますので生産を始めた自分としては、どちらかに資本を集中しなければ勝ち目がありませんので地方競馬+繁殖(生産牧場)という振り分けで頑張ってきました。
そのおかげか、免許を取った5年目である2020年にはばんえい競馬以外の地方競馬場全場で勝利することができました。
8年目には通算300勝をすることもでき、比較的早い時期に人と馬に恵まれることができたなと思います。
これらを経て、今の馬の持ち方を考えるに至りました。
2025年の2歳世代は共有を含めて新馬が16頭います。
新馬が多いと楽しみもあるのですが、これはちょっと多いかなと思います。
昨今は生産頭数が増えたこともあり、育成場もかなり混んでいる状態です。
それもあって数年前に育成場も整備したのですが、もう少し1頭あたりの馬に集中したい気持ちになってきています。
今年はセリの選び方にも変化をつけたいと考えています。
血統や馬体だけでなく、馬の持つ雰囲気を大事にしたいと思います。牧場をやっている経験が活きる、かもしれません。笑
今後数年の新馬の保有規模は以下の程度にしたいと思います。
○JRA
個人100%保有 1頭
☆全くダートで潰しの利かない気持ち良い位の芝馬
共有50%保有 3頭
☆芝で使い出したい仕上がり早めの馬
○地方
個人100%保有 4頭
(内訳:門別2頭、南関東、兵庫各1頭)
共有50%保有 2頭
これでも10頭です。
これよりは中々減らせないかもしれません。
半持ちの方は仲間に代表名義をやってもらって管理もしてもらえれば見るのは5頭になります。
別に疲れているわけではありません(笑)
セリは尚一層張り切って見るとは思いますが、少しゆったりした気持ちで馬主をやりたいなと思います。
新馬以外の現役馬も大分減らしたつもりなんですが、数えたら36頭いました。

すごく厩務員さんが期待してくれている馬なので、乗っていてどんな所が良いかとか普段の生活でどんな仕草をするかなど馬についてあれこれ話せるようになったのも嬉しいことです。
少しくらい頓挫があってもしっかり治して戻せばまた頑張ってくれるという根拠が自分の中に持てるようになったのも財産です。
結論としてはこれからも楽しんで馬主をやって行きますということなのです。