今年(2023年度産1歳)から、一口馬主クラブのヒダカブリーダーズユニオンに生産馬を提供することになりました。


昨年から構想はあったのですが、しっかり準備をさせて頂いて今年度からの参加となりました。





提供させて頂いたのは2頭の1歳馬


ペガサス③

シンシアズフューリー2023

募集総額1800万円/200口/1口9万円

父 Vino Rosso(ヴィノロッソ)

母父 ユートピア

美浦・中舘英二厩舎


ペガサス④

ロゾヴァドリナ2023

募集総額1200万円/200口/1口6万円

父 フィエールマン

母父 スニッツェル

美浦・新規開業厩舎


6/15にはセレクトツアーという展示会があり、スタッフと参加してきました。




ユニオンオーナーズへの提供は牧場としてまた新たな挑戦になります。


今まで販売した生産馬が一口クラブやオーナーズで募集になったことがありましたが、牧場の方からクラブに提供するのは初めての試みです。


③シンシアズフューリーは2022年のキーンランドセールで繁殖を購入して輸入した馬で、個人的にも思い入れがあります。

展示会と懇親会では何人もの会員さんから「母父ユートピアって珍しいですね!」と声を掛けて頂きました。

日本でダートグレード競走を勝ちまくり、ドバイから北米にわたりニューヨーク州で種牡馬となったユートピアの血を再度日本で拡めることができれば楽しみです。

父ヴィノロッソはカーリン産駒、2019年のブリーダーズカップクラシックを勝っています。

昨年2歳世代が北米でデビューしステークスウイナーも出している種牡馬で、日本でもパレスマリスの影響でカーリン系が注目されています。


馬体や歩きからもダート向きだと思いますが、中舘厩舎がどんな使い方をするか私自身も興味深いです。

気性的に我慢は利くので、可能な限り距離はもたせたいところです。

6/15計測で馬体重は395kgでした。

5/10と生まれが遅いのでまだまだ大きくなってくることが期待されます。


④ロゾヴァドリナは現役時代、大井所属ながら盛岡のオーロカップを3連覇した馬で、少し時代を先取りしていたとも言える馬です。

アフリートファームで購入してからは毎年順調にお産をしてくれていて、仔出しもとても良い繁殖牝馬です。


本馬の半兄(レッドファルクス産駒)ゼンダンスカイ号は現在3歳で、3月に阪神ダート1800mでJRA未勝利戦を勝ち上がり、その後の1勝クラスでも2着、ユニコーンステークスにも出走しています。


父がフィエールマンに変わり芝中距離での活躍が期待されます。ディープインパクトとダンジグ系(デインヒル〜スニッツェル)は大変相性が良いですので、乗り味の良いしなやかな末脚を発揮する馬に育ってくれると考えています。

展示会で発表になりましたが、来年開業の田中勝春厩舎に決定しています。こちらも楽しみですね。

馬体重は6/15計測で427kgです。








ユニオンオーナーズは生産者色の強い一口クラブですので、基本的には出資会員さんと生産者(提供者)とが持ち合う形になります。


そのため、生産者としても本気で提供しなければなりません。

今年の2頭は牧場でも一定割合を保有します。


どんな結果になるか楽しみですが、まずはしっかり管理厩舎に送り出せるように育成したいと思います。


またヒダカブリーダーズユニオンでは7/31まで入会金(22,000円)無料キャンペーンを行っています。


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またすでにユニオン会員の方で出資をご検討の方はお気軽にお問い合わせください。

コメント欄でもメール(afleet0085アットマークgmail.com)でも大丈夫です。


今年からのユニオンですが、楽しんでやっていこうと思いますのでよろしくお願いいたします。