明けて5日になりましたが、皆さま明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
2024年は年明けから能登半島地震、羽田空港事故、各地の火災と中々おめでとうとは言っていられない事態となってしまいました。
被災された方々にはお見舞い申し上げます。
競馬は今年もまた始まっているわけですが、年始にあたり今年はどのように馬主をやっていこうか何となく考えています。
それを書いていきます。
①JRA
JRAはひと言、個人馬主にはとても厳しい時期です。
というより厳しくない時期がまた来るのかどうか。
クラブ全盛期で厩舎、育成牧場、騎手(もっと言えば馬自体も)というリソースがほぼほぼ取られてしまい、勝つことはおろか出走、入厩が難しい。
そんな時代です。
では夢も希望もないのか、というとやはりそこはそんな状況でも夢と希望を見出していきたいと思います。
馬の値段の高い安いに関係なく、未勝利戦、とりわけ短距離戦が混んでいるのは相変わらずです。
マル地を上手く活用して出走回数を確保したいと思います。
夏以降には外国産馬も投入するので、これがどれくらい通用するのかも楽しみです。
新馬は1〜2頭、あとは地方転入勢です。
自家生産のアスカクリチャン産駒、ゼアズノープレイス。
今年も芝2000〜2600mで頑張ります。
※追記(1/6)
ゼアズノープレイスはこちらから厩舎にヤングジョッキーズファイナルを使って貰い、その後は年末年始だけ疲れを抜いて小倉滞在をお願いしました。
オーダー通りに帰厩してくれていて、来週の馬運車で小倉入りです。これはとてもありがたいことです。
開幕週には間に合わなくてもこの形なら2開催滞在して毎週特別登録をしながらメンバーを見て、特別と平場を両睨みで使っていけます。
1勝クラスの長距離馬ならではの使い方です。
②地方競馬
早速元旦から始まっています。
2015年12月に地方免許を取得したのですが、ネット競馬によると272勝しているそうです。
地方競馬があったから馬主を楽しめていると言って良いと思います。
地方競馬はネット販売が定着したおかげで各地とも息を吹き返しました。
今の水準の売得金を前年95%程度維持できれば、ものすごい勢いでお金が貯まっていくという状況です。
賞典費も上がりましたが、その代わり条件が良くなったことにより大手馬主やクラブの参入も増えてきました。
これにより厩舎などのリソースも徐々に侵食されてきましたが、地方については私もそれなりにネットワークが出来ています。
逆にこの時代を予期して各地のネットワークを作ってきたとも言えますので、そこをしっかり使いながら迎え撃っていきたいと思います。
俯瞰して見れば大分、地方も条件が整備されてきてJRAに入れても良い位の馬でも◯◯厩舎になら入れてみたい、と思える腕利きの厩舎がいます。
地方では門別を中心に新馬を8頭、加えて外国産馬を1頭育成中です。
個人の感想ですが、新馬を下ろすのは門別競馬場に限ります。2歳馬が桁違いに多いので、レースで揉まれることで馬が強くなる可能性が高くなり、いずれ他地区に移籍するにしてもアドバンテージが大きくなります。
良く坂路の効果と言われますし私もそれはあるとは思いますが、一番はレースでの経験値獲得によるものと考えています。
新馬はセリで引き続き買っていきますが、セリ補助金はあまり要らないと思っています。
昨年も兵庫県の1頭だけしか使いませんでした。
自由にデビュー地を選んで、馬自体を強くするオペレーションがやはり望ましいと思います。
こちらはズンガリプテルス。
門別2歳でフレッシュ勝ちして3歳春はJRAを経験、門別3歳クラシックを戦ってから川崎に移籍しました。
古馬になってからの成長も阻害しないように息長く活躍して欲しいと思います。
昨年末12/30に水沢で2着だったブレイブウォリアー。
3歳夏に購入した馬が9歳末でも連対してくれるのはとても嬉しいです。
1頭の馬をできるだけ長く持っていきたいので、いわば先生のような馬です。
今年の新馬についてはまたまとめたいと思います。
とにかく馬主を純粋に楽しんで、その上で進歩できれば嬉しいです。