日曜中山ではピッコロバンビーナという2歳馬がデビュー戦を迎えました。
今年最後の新馬戦、というかJRA出走になりそうなこともあり応援に行ってきました。
ピッコロバンビーナは父ディスクリートキャット、母メロークーミスという血統です。
私を含めて3名で共有しています。
この日は応援のため、初めて競馬場に集結しました。
ディスクリートキャットは冬場のダート戦が得意ということもあり、またピッコロバンビーナ自身もゲートの速さは評価されていて期待して見ていました。
無理せず進めてきましたので、北海道の育成から夏に茨城に移動、守谷レーシングステーブルさんで中継を兼ねて調整して貰い11月の頭に美浦へ入厩しました。
その後ゲート試験からデビュー戦まで休養を挟まずに進めるのは現在では珍しい調整になりますが、その前段階をじっくり進めることで私の馬の場合は結構良くこのパターンがあります。
ゲート試験後の初時計が11/27でしたので、何とか年内に出走できればと思っていました。
しかしこれも馬が心身両面で耐えてくれればの話です。
無事に出走出来たのはありがたいことです。
レースは4着。
先行して落ち着いて走れたと思います。
直線坂下で単走になったところで気を抜かず走れたことが掲示板確保に繋がりました。
現時点としては上々の走りができました。
そしてこの日はお世話になった藤原辰雄厩舎が解散前最後の競馬。
それもあって何とか出走したかったわけで、除外にならず出走できたのは嬉しかったです。
来週からは跡を継ぐ村田一誠厩舎の一員となります。
今回の調整も村田新調教師が行っていました。
藤原辰雄先生はいつもソフトハットでダンディー。
話すととても優しい方です。
娘が小さい頃競馬場に連れて行くと面倒を見て下さいました。
新米馬主としては色んなことを相談させて頂きましたし、マハーラーニーでも勝たせて貰いました。
初めて預託したゼロカラは今でも川崎で現役ですし、カオリナイトは園田、スターシードは浦和とそれぞれに元気で走ってくれています。
残念ながら故障休養中のゼアズノープレイスという馬も厩舎を思って命名した馬です。
そんな藤原辰雄厩舎の最後の新馬としてピッコロバンビーナが出走出来たのは良い思い出になりました。
先生、大変お世話になりました。
馬主として頑張っていきますのでどうぞお元気でお過ごし下さい。







