今日行われたオークスではアーモンドアイが桜花賞に続き1着となり、牝馬2冠を達成しました。
いつもより若干前の6番手から最後の直線
強い桜花賞馬が見せる2冠制覇の形だったと思います。
アーモンドアイはご存知の通りロードカナロア産駒ですが、今回心配された距離は一切問題にしませんでした。
むしろ2着以下の馬達の父はルーラーシップ、オルフェーヴル、ディープ、ディープ、ディープ、、、ですから距離不安の下馬表を嘲笑うような結果となりました。
ここでロードカナロア産駒がクラシックディスタンスをクリアしたことで、セレクトセールなど今年のセールスにおけるプラスの影響は計り知れないものとなるでしょう。
しかしながら、こんな時だからこそ冷静に考えなければいけないのが本当にロードカナロア産駒がすごいのか?ということで、確かに素晴らしい種牡馬ではあると思うのですが本来得意であるはずのNHKマイルカップにダノンスマッシュしかいなかった事など、産駒数に対して気になることはあります。
ましてや今年からは種付料が800万円となり、父キングカメハメハの1000万円が見える位置まで上がってきたこともあり、余計に冷静に考えなければならないと思います。
ダービーのステルヴィオはスプリングS勝ちの時点でややお腹いっぱいの感(失礼ながら)もありますが、種牡馬ロードカナロアを見る上で注目します。
一方で、桜花賞後にも書いたノーザンファームの振り分けについての観点があります。
アーモンドアイの母フサイチパンドラはエリザベス女王杯や札幌記念を勝ち、オークスでも2着、ジャパンカップでも5着、ダート交流重賞でも2着と幅広く活躍した馬で、繁殖としても期待されたのですが、アーモンドアイ以前はあまり産駒が走っていませんでした。
初仔のスペルヴィア(ステルヴィオに似てますね)は2009年のセレクト当歳で8190万円。あの佐々木主浩オーナーが購入しています。
その後1頭だけキャロットクラブに行きましたが、後はほとんど個人オーナーに売却され、アーモンドアイはシルクに所属することとなりました。
勿論そのおかげでシルクの会員の皆さんには大変な夢を与えてくれる存在となり、今日のオークスではシルクプリマドンナ以来18年振りの制覇となり、来週は21年前のシルクジャスティスの忘れ物を取りに行くダービー挑戦です。
これらをノーザンファームの振り分けを見抜くゲーム、としてしまってはさすがに無味乾燥なものになってしまいますが、そんな側面も多分にあるのが現代日本の競馬だとも言えると思います。



