今週もオークション出品馬は頭数が少なく、やや微妙なのですが、一番高いのはエイシンブリッツでしょうか。
ダイワメジャーの牡馬で南関東転入可能なので、200万円は超えてくるかと思います。
注目馬はこちらにしました。
ラマレ
ともにライオンレースホースのクラブ馬です。
兄ラマレはゼンノロブロイ産駒で、JRAでは3着が最高ですが園田で3戦3勝と適性を見せています。
JRAに再転入しているので南関東には行けませんが、地方砂適性が担保されているので買う方は安心感があると思います。
正直馬体は良く見えないのですが、価格は100万円を超えて120〜140万円と着地予測しておきます。
続いて妹のプリンセスナナコ。
こちらはJRA賞金ゼロで、園田で少しだけ稼いで3.9万円。
売りが「藤田菜七子騎手とコンビを組んでいた」という馬とは関係ない(名前から既定路線だったのでしょうか)部分で、兄を参考に園田入りしたもののこちらは適性が無かったようです。
賞金ゼロで最下層クラスからスタートするという未知の魅力が無くなってしまった分、他場移籍しか未知数の部分が無いのでさすがに高くはならないと思います。
55〜65万円の予測です。
そういう意味では似ているところもあるコンフォルツァ(こちらは元広尾)も同じ様な価格になるかと思いますが、こちらは直近で勝っている分プラス20万円位かなと思います。
終わりに、12月にオークションで落札し北海道で立て直している馬がいるのですがお陰様で非常に馬が良くなりました。
輸送費と育成費でプラスの出費が掛かりましたが、結果的に急がば回れになるのではないかと期待しています。
即戦力を期待しつつも、やはりある程度の立て直しが必要だと再認識しています。
【終了後追記】
思ったよりも上がりました。最近のオークションでは地方砂適性を確認済の馬は実績の割に評価される傾向にあります。
こちらは予想の範囲内ですが、こちらも本来の評価からは20万円程高いような印象です。
サラブレッドオークション出品馬はこの1年で100万円未満の馬で30%、100万円以上の馬で20%は値上がりしているかと思います。
各地方競馬場の諸手当が増えるに従い、さらに出品馬の価格は向上しそうな感じです。