いよいよ、高松接骨院様の表情があらわれました。(通称、ホワイトハウス)
アクセントのアールバルコニーを含め、最高の出来と、オーナー様におほめ頂きました。
建物の全長、奥行き、高さ、全体のバランスは、設計段階からの、CGパースイメージで確認し、調整しました。
イメージ通りの出来栄えです。
(外構が完成していないので、写真では1F部分が高く見えますが)
色々探しましたが、RC専用のソフトがありませんでした
このソフトは、私が、開発メーカーに依頼し、RC用にカスタマズした物です。
建物プランのイメージを、オーナ様により分かりやすくお伝えする為、開発しました。
当社は、営業を置かず、当社建築士(私も含め)が、一件一件、全てオーナー様のオリジナルでプランニングさせて頂きます。
ですから、世界に一つだけの 「 オンリーワン 」 RC住宅です。
オーナ様も3年近く、数々のハウスメーカー、建築会社を 数十社まわられたそうです。
一つネックになっていた事は、敷地の高低さです。
これ写真は、以前住まわれていた住宅です。
(手前が診察室です。奥に入り口があります)
接骨院を開業されています、以前の診察室は、道路から約1500mm程の高さでした。
診察室に入るのに、患者さんが7段くらいの階段を昇らなければいけません。
先生は、それを患者さんの為に何とかしたいとのご希望でした。
早速、高低測量を行いました。 道路の高低差、新築時の入り口の高さを計算し、そこから道路までの勾配を計算しました。
先生は、、「どうやって 現在1500mmの床高の診察室を、バリヤフリーに出来るのか?」と不思議がっていました。
他社、数十社のすべてのプランは、長いスロープでの提案でした。
診察室の床高を道路の勾配から計算し、設計しました。私の設計では、長いスロープは必要ありません。
建築は水平を基本にしていますから、建築士でも高低差は苦手な方が多いです。
私は土木の仕事を長くしてきましたから、勾配のある物件は、得意です。
更に、これはRCで無ければ出来ない技です。
その秘密が、もうすぐ明らかになります。
完成が楽しみです。
若林