思うように進化が見られないスケルツォ2番。6月の初めに師匠に見せようと思っていたので、かなり焦っています。その焦りから、ついつい見てしまった2021年のショパンコンクールの映像。これが更なる迷いを生む原因に。。。

 

そんな話を師匠にしたところ、

「行き詰った時には、リヒター(リヒテル)かギレリスだ!本当に譜面にあることを一つ残らずにやっているよ。コンクールの演奏を聴くことは薦めないね。」

と師匠。

 

そう言われて聴いてみたリヒターのスケルツォ2番。

師匠の言う通りでした。迷いが吹っ飛んだ気がしました。そして、小手先でいじくりまわしても真の音楽的な魅力は増さないことを感じました。内声などをいじっている場合ではありませんでした。。。それよりもまず音楽の流れを、一つ一つのフレーズをどう持っていくかに集中すべきでした。

 

巨匠が巨匠たるゆえん。。。

 

 

※リヒター(リヒテル)「譜面に書いてあることを全てやっている」by 師匠

 

 

※意外だったのが、ミケランジェリ。硬派でカッコいいです。

 

 

 

 

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