バイオリン男子がバイオリンを始めて今日まで、曲が仕上がる過程で、練習台としてほとんどの曲の伴奏をしてきた私。
ちびバイオリン男子のために、リーディングなど数々の(つまらない)伴奏をしながら、
「いつかブルッフやチャイコフスキーの伴奏をしたりする日は来るのだろうか?」
と夢見ていた私。
そしてついにそのチャンスがやってきました!
6月半ばの年度末のコンサートでブルッフのバイオリンコンチェルトを弾くことになり、バイオリン男子は目下練習に励んでおります。
しかし、このブルッフのピアノ伴奏。ピアノのことなど全くお構いなしです。
オーケストラベースのバイオリンコンチェルトなどのピアノ伴奏は、「少しはピアノのことも考えて編集してください!」と、腹が立つようなものが多いですが、これも然り!
そして、バイオリンの先生は皆さんにこやかに、
「適当でいいんですよ。適当で。全部の音を弾かなくても。適当に雰囲気だけお願いします。」
とにこやかにおっしゃりながら、あっさりとピアノのソロの部分をまるごとカットされます。
「そことっちゃったら、つまらないところしか残ってないじゃない。。。」と悲しい伴奏者の心の声。
伴奏者はただのマシーン扱いなのだと、むなしくなる瞬間です。。。
※ 最近、指揮者は使わずに、ソリストの弾きぶり形式が増えてきましたね。