このたびバイオリン男子が初めてモーツアルトのコンチェルトに挑戦することになりました。

 

ピアノの場合、モーツアルトは初級から上級までそれぞれのレベルに合わせた曲で、長く関わっていくものだと思うのですが、バイオリンの場合はどうやら勝手が違うようで、今までモーツアルトにはご縁がありませんでした。(なぜなんでしょうか?)

 

しかも先生から指定のあった譜面は、バーレンライター!

バイオリン男子が、バーレンライターの譜面でモーツアルトを弾く日が来るとは思ってもいなかったので、ちょっと感無量。。。

 

やっぱりバーレンライターの譜面はきれいです。以前、モーツアルトのピアノカルテット(G-minor)を弾いた時にバーレンライターを使ってみて、それからモーツアルトはバーレンライターと決めていた私。先日、いつも使っているオンラインの楽譜屋さんでバーレンライターのセールをやっていたので、私も自分用のモーツアルトのソナタ集2冊買ったばかり。

 

スラーが付いたバイオリンの譜面を見るのはとても面白く、また勉強になるもので、バイオリン男子の譜面を横から見ていて、やっぱりモーツアルトはすごい!と感動してしまいました。そして実際の音楽を聴いていて、つくづくオペラそのものだなあと思いました。なんて、多彩でボーカルなんだろう。そして一つずつのフレーズの簡潔な美しさ。ああいうフレーズはいったいどこからどうやって湧いてくるのか?以前、内田光子さんが「天から啓示があるとしか思えない!」とおっしゃっていたことを思い出しました。

 

聴くのは楽しく、弾くのは本当につらいモーツアルト。(涙)

これからバイオリン男子の受ける”モーツアルトの洗礼”を間近に見るのが楽しみ!高みの見物と行こう。。。

 

※私の好きな3番は、断然オイストラフ。この人のモーツアルトは、音のきらめきとカラーが違います!

 

 

 

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