続楽天に見るEC市場推移
さて、前回に引き続き楽天のデータをもう少し分析してみたいと思います。前回の記事はこちら→楽天に見るEC市場推移前回、思ったよりネットショッピング利用者は増えておらず、むしろネットショッピングに慣れたユーザーが複数買いしているんじゃないの?という仮説を導き出しました。もう一つ、市場成長率が鈍化している?という情報の裏付けをしてみました。さて、この二つから、今日はちょっと違う視点で切ってみたいと思います。まずは前回に引き続き消費者視点で見てみましょう。楽天流通総額と注文件数・注文単価(2005年~2010年)これを見ると注文件数は増えているものの、注文単価は2005年には平均10,000円あったものが7,000円位まで落ち込んでいます。回数が増えた=気軽に注文するようになったことによって、1回あたりの注文額が減っているんですね。これって、単純に店舗運営者視点で見ると、めんどくさくなったってことだよなぁ・・・めんどくさくなった分だけ売上あがっているのかな?とちょっと店舗視点でデータを切ってみました。楽天店舗当たり流通額と店舗増加数(2005年~2010年)売り上げは平均6,000,000円で微増していますが、参加店舗数の増加率はどんどん減っています。あまり季節に関係なく、どんどん下降傾向。1期あたりの売上が6,000,000円ってことは、年商で24,000,000円そこそこでかいですね。まぁ、でかくないと楽天の出店手数料はペイできないのでしょうが。とは言えあくまでも平均値。一人でネットショップをやっていくにはちょっと無理がありそうです。小規模にやるならお店やってて、お客様が少ない時間帯にネットショップをちょいちょい運営する。位が正しい選択なのでしょうね。前回の記事を読む→楽天に見るEC市場推移