2chでみつけたブログ勝手に拝借
↓森元さんの小沢論(やっぱ小沢なんて総理大臣にしちゃだめでしょ)
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/763455
【小沢一郎
論】
細田さん(自民党
幹事長
)は「麻生内閣に小沢さんと行動をともにした人は3人。自民党
で行動をともにした人は16人以上いる」と言った。そして、今、小沢さんが党首をしている民主党
にはわずか5、6人しかいないと言った。小沢さんと行動をともにした人はなぜか帰ってくる。小沢さんと行動をともにしたくない。
今でもぶつぶついいながら付いているのが5、6人いる。羽田さん、渡部さん、私の同期生です。石井一、山岡もそうだ。なぜか全部マルチ
に関与していますけどね。小沢さんには人間的に色々癖がある。「一緒にやってられねえよ、この人とは」と言って帰ってきた人がこれだけいるということ。今の民主党の皆さんは心から尊敬して付いていったのか。そうではないと思う。鳩山さんも菅さんもきっと「どうせ小沢はそう長くないだろう。体も強くないし、そしたらきっと俺のところに後釜が来る」と思っている。
思い出すのだが、この米国の国際金融がこういう状況になる前の話。住専が潰れ日本の銀行がバタバタとおかしくなった。銀行は残したが名前を変えた。東海銀行は潰れるなんて思っていなかったでしょう。りそなか、大阪の三和かなんかと一緒になって。あおぞら、スターとか、東京三菱UFJとかお年寄りを排除するような難しい銀行でしょう。厳しくやって公的資金を入れた。マスコミは毎日、政府批判だ。潰れかかった銀行に税金入れるとは何事だとか、朝日も毎日も書いていた。昨日、(橋下)大阪府知事が「朝日はけしからん」といったのはよく言ったと思うよ。それを米国
がやるとなったら、「なぜ日本に学ばないんだ。早く米政府は資本注入やりなさい」と、よく社説にあんなことを書けるねと思うね。
あの時に、私は幹事長
をしていて小沢さんにも羽田さんにも菅さんにも鳩山さんにもお百度参りをした。「こういう問題は政局はやめようやな」とお願いに回ったが、「いいよ。なら解散
約束するか? 小渕内閣のクビ出すか」。結局、今やっていることと同じ。やるなら解散
しろでしょ。こういう難しい問題を必ず政局にするやり方は小沢的手法だろうが、昔から全然変わっていない。この間の国会(通常国会
)はすべて審議しない、拒否でしょう。かつて座り込み専門の社会党でもやらなかった。日銀総裁を議決させない。まさに、議会制民主主義があるのかなと思うようなことを平気でやる。こういう政党、党首に従っている幹部だと考えてもらいたい。
しかし、あのときは公明
党の判断で助かった。当時は野党だったが、草川さんが中に入ってくれて、神崎さんや冬柴幹事長と我々との仲を取り持っていただいた。公明
党が賛成をするという立場でどうやら難局を切り抜けた。神様仏様神崎様、神様仏様冬柴様といいましたよ、公明党
に行って。それくらい賢明な判断をしてくださった。それが結果として自公の協力態勢になった。世の中に「一度民主党
にやらせ
てもええじゃないか」、財源がないが、20兆出せるんですかと言っても「やらせ
てみなければ分からないじゃないか」という声が何となく巷にもあるし、朝からみのもんたから最後の古舘なんとかまで自民党
をコテンパンに叩くことで稼いでいる。いっぺん民主党
にやらせ
てみるかあ、そうでもいいわなあという空気が出るのが一番怖い。
【大連立】
もう少し大事なことは、小沢さんと福田さんの大連立を(お膳立て)したのは私。ある偉い人(ナベツネ)がやったんだが、マスコミの方なので両方と話せるということで私がやった。小沢さんから持ちかけた。税の問題や福祉の問題、良い案を作り上げていこうよという新しい議会制をやろうよと、ドイツでもやっているし、米国
でもやる。福田さんにそうしなさい、そういう時代なんだろうということでやって、小沢さんが(民主党
に)持ち帰ったら「駄目」と。会社でもままあるが、政党同士でこんな無様な情けないことを小沢さんはやった。「俺はやめる」と言って、辞めればいいのに、みんなが辞めるなという。合併、連立を出さない約束ならいいと言って残っている。これもおかしな話だ。こんな政党なんです、民主党
なんていうのは。いっぺん、民主党
にやらせ
たらどうかという声があるが、こういう結果しか出なかったのはあの時をみりゃいいじゃないですか。
細川内閣を作ったのも小沢さんでしょう。8党が一緒になって、細川内閣を作った。どれだけ持ちましたか。安倍君がどうだとか、福田君がどうだとか、辞めたのはけしからんとか言っているが、自分のときはどうだったんだっていうんだ。細川は8カ月かな、羽田君が引き受けて60日? 人のことを言えたあれではないでしょう。その中枢にいたのが鳩山であり菅だったんでしょ。その連中が今でも残っている。なんとか飴ではないが、どこ切っても顔が出てくるあれ、民主党
はどこを切ったって鳩山、菅、小沢しか出てこない。
(細川政権が)何で8カ月で倒れたか。小沢さんが権力を振るったんでしょ。国民福祉税。公明党
にも社会党にも相談しないで夜中に記者会見をやった。それでみんな大騒ぎになった。
今のインド洋の給油作戦、給水作戦なんて小さなもので、米国
に言いなりになって30兆だかの米国
向けの公共事業をやるといって約束してきたのも小沢さんじゃないですか。その結果が日本の財政の硬直化になったんでしょ。バブル
になっていくんでしょ。民主党
に一度やらせ
てみたらいいというが、当時のことをからっとみんな忘れている。
【日教組、官公労批判】
あの政党でまとまって、ものがやれるはずがない。一番大事なことを言えば教育がそうでしょう。まだ日教組にへいへいしているんでしょ、あの政党は。道徳教育反対、粉砕。可哀想に中山さんが本当のこといったら、マスコミで寄ってたかってつぶしちゃったけど、言った中山君も考えなければならなかった面もないこともないが、文部(科学)大臣をやっているから彼はよく分かっているんですよ。日教組は加盟者が少なくなったとはいうけれども、根っ子にはかつて社会主義の世の中を作ろうと思った連中がまだいっぱいいるんですよ。その連中に子どもを任せられますか? 国旗はいけません、国歌はいけません、道徳教育を受けてません、そんなことを思っている輩が教育界にいて、可哀想な子供たちの教育をしている。親を殺す、子供を殺す、何にも恥部だと思わなければそう珍しくもないような世の中になったのはなぜか。戦後の日教組教育の大きな過ちでしょ。過ちを過ちと認めていない教組の諸君たちが、民主党
の支持団体ではないか。
民主党
のマニフェスト
に、公務員の給与を2割下げると書いてある。本当に下げるのか。この間、前の町村官房長官が人事院総裁と人勧
改正の話をするときに、今年はこういう状況だから値上げを待とうという話をしたニュースが伝わっただけで、民主党
の政策審議会
長の直嶋さんが来て、町村さんに「人勧
を遵守しなければならない。何を言うんだ」と抗議を申し入れてきた。どうやってマニフェストの公務員給与を下げることができるのか。こういう政党だということを、どうぞ、世の中に間違った情報が流れて「一回はやらせてみたらどうか」「自民が目を覚ますかもね」ということを試しにやったら大変な混乱した世の中になる。なぜなら、最後まで今でも親方・日の丸でやっているのが日教組と教組と公務員でしょ。そういう皆さんが今の連合の主力だ。そして、民間の正しい労組をうまく立てながら背景にいるのがこの連中だ。まだ目が覚めないのかなと思う。そういう支持団体に支えられた民主党
なんだよということを、皆様方で賢明な判断をして我が党へのご支援を。(了)
…森氏は、日本社会に蔓延してきた感のある「民主党
にいっぺんやらせ
てみよう」「とにかく自民党
はもういいよ」という声を必死に牽制していますが、それだけ危機感があるのでしょうね。実際、最近の各社の世論調査を見ても、麻生首相と小沢氏のどちらが首相にふさわしいかという問いでは、麻生氏がダブル
スコアで勝っているのに、「次の衆院選でどちらの政党に勝ってほしいか」については民主党
と答える人が多いようです。自民党
もよほど嫌われたものですが、非自民の受け皿が民主党
で果たして本当にいいのかどうか。
さて、森氏は以前も日教組を批判する発言をしているので、ついでに紹介します。06年10月の産経新聞のインタビューに対するものですが、地方自治体と日教組の関係への指摘はけっこう鋭いと思います。
「一番の問題は知事だと思うね。知事は必ず自治労と日教組と妥協するんです。それで次の選挙で応援させる。そうすればよほど失政がない限り、2期、3期はやれる。さらに4期、5期…。地方議会も知事の子分に成り下がっている。だから日教組、自治労を壊滅できるかどうかということが次の参院選の争点だろうね。どう決別できるか。民主党
にはできないんだから、自民党
はそれを争点にすべきだと思うよ」
首相経験者の日教組に関する発言では、中曽根元首相も1997年2月に「今、日本の指導層になっている50歳から60歳の人たちは戦後の日教組の教育を受けた画一製品で個性がない」と述べています。中曽根氏はまた、98年12月には加藤紘一
氏らについて、「戦争中の勤労動員で基礎学力が乏しかったり、(青年期は)日教組がいちばん鋭かったときに教育を受けた。だから考え方が安定しておらず、ジャーナリズムやマルキシズムの影響を受けすぎている」と語り、保守政治家として心もとないとの認識を示しました。
このほか、首相経験者ではありませんが、町村信孝
前官房長官も文相時代の98年4月、「これまで、道徳教育がなおざりにされてきた。日教組が道徳教育を『亡き者』にする努力をしてきたのは事実。もっといい道徳教育をつくる努力をしていきたい」と言っていました。きょうの産経の正論欄でも、初代内閣安全保障室長の佐々淳行氏が「日教組よ、まず『自己批判』せよ」と自らの体験談を交えて書いていましたが、いまだに日教組の危険性、害毒について「知らない」人も少なくないようです。どうやったら伝わるか、理解してもらえるのか、けっこう悩んでいます。