不思議と自分が感じたことって、形にすると誰かにとって思わぬヒントになるのを実感しました。
共有大事ですね。
さて、長女気質と共に昔から私が抱えているものがあります。
それは、
「無力感」。
「ふざけんな!あんた無力感の無の字もねーじゃねーか!!」
と、お思いになる方もいらっしゃるかもしれませんが、私の隣にいつもいます。無力感さん。
ちょっと気を抜くと、
「ほーら、あんたには何をなす力もないんだよ。諦めちゃいな」
って方向に引っ張っていくお方がおられるのですよ。
この無力感さんが生まれたきっかけを探っていくと、どうやら両親が離婚した時まで遡るのではないかと思います。
7歳当時の私は非常に内気な子どもで、母の前でだけ本来の自分に戻れる様なところがあったのですが、その母が家を出て行った。
それも突然に。
でも、それまでに端々でヒントはあったんですよね。
「もしお母さんが居なくなったらどうする?」
って聞かれたりとか。
その時に強がって、
「大丈夫だよ!お母さんの写真見たりして頑張る!」
とか言ってたんですが、
「お母さんが居なくなるなんてイヤだ!ずっと側に居て!」
となぜ言わなかったんだろう、
あの時引き留めなかったからお母さんは出てっちゃったんじゃないかとか、
子どもである自分の存在は両親を繋ぎ止めておくだけの力にはならなかったんだとか、
7歳ながらにとてつもない無力感に襲われて。
そこで強力にセットされてしまった無力感さんとずっと仲良しであった気がします。
持病みたいなもんですね。
知らず知らず無力感さんは顔を出してきて、
ちょっと状況が悪いと、例の
「ほーら、あんたには何をなす力もないんだよ。諦めちゃいな」
を言いに出てくる。
しっしっ👋
今でこそ「現れたな!」って冷静に見られるけど、感情に翻弄されてる時は勝手に悲劇のヒロインになってました。
でも、原因に気がついたら、
「いや、今はあの時とは違う自分ですやん。同じ状況にはならないわ」
って思えるようになった。
感情と事実をごちゃごちゃにしないクセがついたら、そういう見方が簡単にできるようになりました。
しかーし!
無力感さんはどこかに行ったわけでは無く、今も側にいらっしゃいます。
上手く付き合わないと、負の方へすーーっと引っ張っていかれちゃう。
私にとっては根深いので、ずっと向き合っていかないといけません。
皆さんにはないですか?人知れず自分と戦ってること。
意外と、自分以外の誰かも自分だけの課題と戦っていたりするのです。
他の人は何の悩みもなく完璧でキラキラに見えたりしますが、そうでもないです。笑
1人で抱えきれずに苦しくなったら、王様の耳はロバの耳ー!みたいにうちに吐き出しに来てください。
(私、こう見えても民生委員やってるんで口は固いです)
みんなで楽しく学び合って生きていきましょ。