どのkeyでも,ドレミファソラシド と 称んでいた時期があった.

keyがGのときは

{ソ: ド, ラ: レ, シ: ミ, ド: ファ, レ: ソ, ミ: ラ, ファ#: シ: ソ: ド}

というふうに.

それについて,音大卒て田舎に戻って小学校の教諭にしかなれなかった画に描いたような俗物にせせら嗤われたことがある.

 

実は,melodyとkey or bass lineは分かち難い.

The real worldに於ける事象は,{S V, S V O, S V C, S V O C}/* 以下,SVCOM */という文型を用いて語られる.

だが,それはkey or bassを無視している.

 

<二兎>とは何か? 〔冠の緩み under 李/* スモモ */〕.句動詞の構成要素となりうる動詞とそれが構成要素とされた句動詞の意味するところが異なるように,一兎と二兎は異質の課題だ.

M@SVCOMこそ,楽曲に於けるkey or base lineに相当するものなのではないか.

つまり,Mを省いたstatementは,不完全なのではないか.

〔SVCO oN M〕という型をすっかり充填していないstatementは無効なのではないか.

 

{S: a person, V: 注ぐ, O: 労力, O: 投機的事業} oN {M: 20代} vs.  {S: a person, V: 注ぐ, O: 労力, O: 投機的事業} oN {M: 30過ぎ} は 意味するところが異なる.{S: 一顧傾城, V: 一顧する} vs. {S: 十人並み, V: 一顧する} も 意味するところが異なる.〔{S: a person, V: 拾う, O: 栗 surrounded 火} oN {Term between S & O is Null} 〕と〔{S: a person, V: 拾う, O: 栗 surrouned 火} on {Term between S & O is 親子}〕 も 然り.

 

怠惰なのか性能に難があるのかはどちらでもよい.「二兎を追わない」個体群は,魔術的に,句動詞を動詞と同一視するような真似を繰り返す.